相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない広大な面積を有する「相模原麻溝公園」はある。当園は「クレマチス」や「アジサイ」、そして春を告げる花「クリスマスローズ」の名所でもある。「管理事務所前」と「センター広場横」と「スロープ斜面」、「あじさい順路の奥」、「ふれあい動物広場」の3か所に約6,000株が植裁されている。白、紫、ピンク色の可愛らしい花をつける「クリスマスローズ」は初春の季節を彩る庭花で「クリスマスのバラ」の意味を持つ。キンポウゲ科クリスマスローズ属の草花(多年草)。花丈は20~30㎝、花姿は小首をかしげ何か耳を澄ましてやがて来る春の足音を待つように冬の寒さに耐え1月から3月にかけて咲く花である。暖かくなり始めた3月、主役たちは気温を察知し一気に開花し始め花数もグーンと増えて「クリスマスローズワールド」の兆しを見せ始めている。当園は紫色が多いが、中には白色、オレンジ、複色もあり花の心の奥底の苦悩を訴えるかのように俯いて花弁を密やかに開く様子はなんとも愛おしい花である。(2202)






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