町田市本町田に広大な寺域を有する日蓮宗の古刹「久住山宏善寺」は鎮座している。創建(伝)は文永8年(1271)。本尊は三寶祖師。町田市内では小山田の「大泉寺」、三輪の「妙福寺」と並ぶ大寺院である。全ての堂宇は暦応元年(1338)に再建。「山門」から50m先に入母屋木造瓦葺の「仁王門」までの参道が続く。「仁王門」より入山するとその正面に室町時代様式を模した朱色の「本堂」、その横に木造入母屋「日朝堂」がある。「鐘楼」と小像の番神三十軀を安置する「番神堂」、参道の右側小丘に「日蓮上人像」が建てられている。今当寺は「参道」、「日朝堂」周り及び「墓域」には数百本ほど「明月院ブルー」のような青の「アジサイ」が多く独特の美しさがある。「アジサイ」はやはり梅雨期の代表花らしくこの時季ならではの七変化の花と言われるアジサイの集合美である。(2506)








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