相模原市南区下溝に四季の花で彩られ市民の憩いの場となっている「県立相模原公園」はある。花菖蒲名所として知られている「水無月園」の中央の菖蒲園の散策路左側一画花壇では数百本のニホンズイセンスイセンと思われる「スイセン」(水仙)が可愛らしい上品な白い花を首を傾げるように咲き始めている。スイセンは雪の中でも春の訪れを告げるので「雪中花」とも呼ばれる。開花時期は12月中から翌4月中迄。早咲きは正月前頃に咲き出すものもある。スイセンはスイセン属、ヒガンバナ科の属のひとつでニホンズイセンやラッパスイセンなどがある。色や形の異なる種や品種が多くありこの属に含まれるものを総称して「スイセン」と呼ぶ。スイセンは多年草で冬から春にかけて白や黄の花を咲かせる。花姿も蕾をつけ出すと横向きに、やがて蕾を覆っていた包を破って開花。6枚の花弁と筒状の花びら他の花とは異なる独特の花姿に魅力がある。スイセンの花言葉は「思い出、記念」、「持って生まれた素質」 である。「初雪や水仙の葉のたはむまで」と松尾芭蕉も詠んでいる。(2212)




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