相模原市緑区下九沢にアジサイ、ハナショウブ、バラ、梅の名所「相模原北公園」はある。今、ロックガーデンの右側にある「郷土の森」の樹林の一画「ハーブ園」近くに「彼岸花」(曼殊沙華)が群生している。規模はさほど大きくないがそれでも数千本の彼岸花が林の緑の木々の根元に他の草に混じって赤色のアクセント、コントラストに木漏洩れ日に浮かび上がる花姿は幻想的である。先月末が一番の見頃であったが、今日はもう大半がしおれ、枯れ終焉の刻を迎えようとしているがかろうじて、数百株がまだ鮮やかな花姿を残していた。「彼岸花」(曼珠沙華)はおめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくるという仏教の経典からその名がついた。花のある時に葉はなく、葉のある時に花はないということから「葉見ず花見ず」と呼ばれている。(2010)





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