茅ヶ崎市東海岸南、大磯駅南口から「雄三通り」を海へ向かって進み左折した閑静な住宅街の一角にかつて三井不動産の元副社長である氷室夫妻の庭園が茅ヶ崎市へ寄贈され平成3年に開園した「氷室椿庭園」はある。2,800㎡問広さの庭園には「椿」や「松」、「バラ」など1,300本もの庭木類が見事な配置で植裁されている。主役の椿の種類は250種以上、中でも白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った珍しい「氷室雪月花」、また「黒椿」や「紅唐子」も人気の品種。椿の見頃は2月下旬から3月下旬で今、半数以上の椿が美しく咲き園内は華やかさに包まれている。また門を入って右奥に「旧氷室家住宅主屋」があり、昭和期の都市近郊における別荘開発の様相を伝える建造物として評価され国の登録有形文化財に登録(2019/11)される。(1903)














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