相模原市緑区橋本に鎮座する臨済宗寺院「香福禅寺」の西門の横(塀外)の道路脇、昔は「山王山」と呼ばれていた所に「秋葉大権現の石碑」と「石祠」、「徳本念仏塔」、柳川先生の碑、「常夜塔」、「出羽三山参詣供養塔」、「山王社」などの石碑が並んでいる。「秋葉権現」は秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神で「火伏せの神様」、「火防の霊験」として信仰されている。「秋葉三尺坊大権現」の三大誓願は「第一我を信ずれば、失火と延焼と一切の火難を逃す」、「第二我を信ずれば、病苦と災難と一切の苦患を救う」、「第三我を信ずれば、生業と心願と一切の満足を与う」とされる。約170年前の「橋本の大火」時、橋本宿は大半を焼失したが、この石碑群の前で風向きが変わり死者が一人も出なかったことから今でも崇敬されている。(2308)
町田市南町田、都道56号線・西田峯山公園前バス停そば地域密着型農園「横田農園」が運営する民間農地「なんまちひまわり畑」はある。3千㎡ほどの広さのひまわり畑には「一万本のひまわり」が今、満開をとなって夏の代表花らしい美しさを大披露中である。今週いっぱいが見頃のようで今の夏季限定で一般開放されている。「ひまわり」(向日葵)はキク科の一年草の植物で、花は黄色で種は食用となる。「ひまわり」を植え始めたのは数年前から畑の土壌を肥沃にし野菜作りに活かすためにヒマワリが有効と知りひまわりの種を撒いたのが始まりのということである。ひまわりの花が枯れた後に葉や根っこが土の中で肥料になるとのこと。満開&見頃期には咲き誇るヒマワリを見にたくさんの訪問者があるほど町田唯一の「ひまわりの名所」となっている。「なんまちひまわり畑」の名は実際の住所は金森であるがすぐ隣が「南町田」に因んた名にしたということである。(2308)