今日7/5から7日まで、日本三大七夕まつりの一つ、平塚の夏の大イベント「第69回 湘南ひらつか七夕まつり」が3日間の幕を切った。新元号「令和」初の今年は170万人を見込んでいる。メイン会場「湘南スターモール」では10:30から市関係をはじめ地元の同好会や愛好会、企業、学校、保育園などなどのチームが参加し豪華な七夕飾りの下を踊りながら行進する「七夕おどり千人パレード」が予定通り行われた。平塚の七夕まつりは戦後商業振興策として始められ活発な商業力に裏づけられた日本一といわれる七夕飾りの豪華さと規模の大きさはまさには圧巻で三大祭りに相応しい。中心街「湘南スターモールと紅谷パールロード」には約500本以上、市内全域で約3,000本もの七夕飾りが飾られ、特にメイン会場の「湘南スターモール」は絢爛豪華な七夕飾りで美しく埋め尽くされている。中には10mを超える大型飾り、活躍中のスポーツ選手や芸能人、歴史ドラマのモデルとなった人物など「時の話題や世相」、人気の動物・キャラクターなどを取り入れた大型飾りが特徴でそのバラエティに富んだ作品は多くの観光客の目を楽しませてくれている。会場の傍に建ち並んだ飲食物やゲーム、雑貨の露店500店近くが建ち並び美味しい匂いが立ち込め人気店では長蛇の列ができている。7/7の日曜日までここ平塚はまさしく「七夕まつり」一色となる。(1907)
鎌倉市扇ガ谷の緑深い谷戸に佇む花と水の寺、臨済宗寺院「扇谷山海蔵寺」はある。建長5年(1253)建立した七堂伽藍の大寺が焼失、応永元年(1394)足利氏満の命により再建された。本尊は薬師如来像。「山門」を潜ると多くの樹木や花に埋もれるように右手に「鐘楼」、左手に薬師堂「仏殿」、正面に入り母屋造りの「本堂」が建ち並ぶ。「本堂」と「庫裏」の裏には緑が映りこむ自然湧水の心字池を配した禅宗風の「庭園」がある。当寺には「那須の殺生石」、「啼薬師伝説」、境内入口に鎌倉十井の一つ「底脱の井」、岩窟には丸く掘られた井戸「十六ノ井」など多く鎌倉時代の遺跡と伝説がある。また「本堂」左手脇の山腹側の凝灰岩に穴を掘って造られた墓といわれる複数の「やぐら」(矢倉)、境外には源頼朝の娘大姫の守り本尊の「岩船地蔵を祀る堂」がある。(1906)