歴史の香りが今なお残る国分寺、その名の通り武蔵国の「医王山国分寺」と「武蔵国国分寺跡」があり古の面影を残している。その「医王山国分寺」を右へ進むと「お鷹の道」、「真姿の池」へ繋がる遊歩道が350mも続く。湧水群の清流沿いは江戸時代のお鷹場に由来する「お鷹の道」で国分寺を代表する名所のひとつ。右側には清流がサラサラと流れ、両脇の樹木には四季折々の花が咲き、ホタル池もあり風情・情緒たっぷりの癒やしの空間である。「真姿の池」は848年、重い病に苦しんでいた絶世の美女「玉造小町」は国分寺を度々参詣していた折り一人の童子が現れ「池で清めよ」との霊示をうけ快癒したとの伝えがある池である。近くには弁財天が祀られている。旧本多家住宅長屋門がありミニ七重塔が建てられている。この一帯は棟環境庁の「全国名水百選」のひとつに、東京都 の「名湧水57選」に選ばれておりなかなか趣きがある。(1512)






















