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英語名:White Avens
学名:Geum canadense
日本語名:無し(ダイコンソウ属としか判らない)
エスペラント名:Kanada geŭmo
特別ハッとするほど美しいと言うわけでもなく、小さくて目立たないのでむしろ無視されることが多い花。そういう花の一つがこれです。
大きいのでも差し渡し1cmそこそこの花なので、何十枚ゴミ箱に入れたことか、と言う花。ようやく見られる程度の写真が出来たのでホッとした花でもあります。
もう大方散り、ポンポンのような実が実り始めています。しっかり実ったら通りすがりの人にくっついて繁殖を図るでしょう。
昔はこの草の根を収穫し、ビールやエールに風味を副えるために加えられたのです。
原住民達も根を使って飲み物を造りました。それを飲むと胃腸に良いと信じられていたからです。
写真は二枚、二枚目の写真で葉の形が判るでしょう。
苦いでしょうか。
子どもの頃父と野原にとりに言ったゲンノショウコは薄紫の花をつけていました。花が無いと私には雑草と特別がつきませんが、大人になってからこの薬草を見たことがありません。
去年こちらの神崎川で見つけた多分「オキジムシロ(雄雉ムシロ)」と思える花は
http://blog.goo.ne.jp/biragoyan/e/f22b5209d27d0b86cbefc3d1396483ae
です。
こちらは色も違うし花びらの先に切れ目もあります。
花の後ろにある星形のガクと3複葉ということが似てますが。
学名を見るとカナダ特産のようですね。
私には、どくだみくらいしかわかりませんが・・・。
似たような花で紛らわしいのは沢山あるし、葉の形やつき方でも名前が違ったりしますから、あまり神経質にならない方が気楽かと思っています。
追々判ってくるだろう。。と。
昔の人たちはどうやって薬になるということを発見したのでしょうね。
ゲンノショウコは田舎の兄が採っておいてくれたのを何年か前に貰ってきましたが、今も時々それを呑んでいます。私は花を見たことがないのですが、葉っぱだけ見ると、Wild geranium(http://blog.goo.ne.jp/serena_2005/e/e892953d6efd47e21f5ee17a8c15cc74) に似ていますね。
カナダ・ゲゥモは葉も小さいし茎は細く一本、一本が独立して生えています。
学名は必ずしもカナダ特産を意味しませんよ。
最初に見つかった場所の名前が学名に使われているケースもこれまでにありました。
日本から内緒で二本ほど持ってきた我が庭のドクダミはもう10本くらいに増えています。