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北米原産のしかも消滅の危機に面している花として、所有林に繁殖させたら補助金を出すとかの記事を見たこともある 森の黄色い芥子の花 の苗を買ったのは昨年の春。部分的に日陰になる場所を好むとされているので場所も選んで植えたのですが、咲きました。立派に本数も花の数も増えています。
一緒に買ってその傍らに植えた野生の生姜も繁殖し、花も咲かせました。
おっかなびっくりだった私にある人が「相手は野生だよ。大丈夫だよ。」と言ったのでしたが、何となくホッとした気分です。
黄色い花を好きだった夫にこの花を見せたらどんなに喜んだでしょう。その嬉しそうな笑顔を思い浮かべつつ、さて、ご近所の顰蹙を買う前にタンポポの始末でもしましょうか。
しかも同じ黄色。
お城の外堀の一帯にタンポポが咲きほこります。遠目にはきれいです。
タンポポに混じって普通のスミレが咲いているので、これは一箇所に纏める試みを年々続けています。その箇所は春は紫の濃淡で綺麗だし他の季節は濃緑が綺麗です。でも、庭造りに専念する人はタンポポと同じくらい眼の敵にするのですよ。
若い頃は、強いよりも、弱いほうが優しいように思っていた節があったけれど、長じて「強くなると人に優しくなれる」という表現に接して、そっちのほうに納得しています。
嫌われる強さって、実は強いわけじゃないのですよね。