★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

Interrompita filiko おにぜんまい

2008-06-15 20:00:53 | 羊 歯

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カルガリーに旅立つ前のインヴェントリーで撮った写真ですがすっかり忘れていました。
英語ではこの風変わりな葉の状態から「Interrupted fern 中断された羊歯」と呼ばれています。中断している茶色の部分に繁殖力があるのです。まだ若すぎてこの状態になる前には直ぐには見分けがし難く、丹念に葉(三枚目の写真)を調べなければなりません。「まだ中断されていない中断された羊歯」などと冗談が出てくるのもこの時期です。
生きている化石と言われ、2億年昔から生き延びてきた羊歯です。それだけでも何となく敬意を払ってしまいます。
特別珍しいわけではなく、北米東部、アジア一帯に広がっている羊歯で、日本ではオニゼンマイとして知られています。ゼンマイに似ているけれど大きいので鬼の文字がついたようです。あちこちのブログを見ると、食べられない、食べられると意見はマチマチ。
若いうちなら食べられるけれど、苦味があるので要注意と権威あるカナダの植物のページに書いてありましたから、ゼンマイと同じ要領で灰汁抜きをすればいいのでしょう。

英語名:Interrupted Fern
学名:Osmunda claytoniana
和名:オニゼンマイ
エスペラント名:Interrompita filiko (Laŭ Serena)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (glimi)
2008-06-16 18:16:36
英語ではInterrupted かもしれませんがエスペラントではinterrompitaではないかと思うのですが…。
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その通りです。 (serena<glimiさんへ>)
2008-06-16 20:15:17
誰が気が付くか。。と試験でした。
合格オメデトウ!
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serenaさん、こんばんは (polo181)
2008-06-16 21:49:48
バブルの頃に土地を買って別荘を建てた。誰が最初に始めたのか、アプローチには必ず羊歯類を植え、またたくまに流行的現象となり、いまではもう当たり前となっています。
私は、夏ともなると3日をかけて、草刈り機で羊歯であろうが、フキであろうが、オダマキであろうが、片っ端から刈り取ってしまいます。綺麗サッパリ広々と。ところが、来春となるとまたまたはえてくるのです。
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雑草とは。。。 (serena<poloさんへ>)
2008-06-18 06:54:01
生えてはいけないところに生えた草全てが雑草、と言う考え方ですね。
お向かいのおじさんがそれで、私が抜いているのを見て、時間が掛かりすぎる機械で刈ってあげるから放っときなさい、と言います。
彼に踏み荒らされてしまった青ジソも数本草を抜きながら見つけましたし、完全に消されたと思ったドクダミも5本ばかり発見救助しました。
ところでアプローチとはどのヘンのことを言うのでしょうか。アプローチは英語ですが、こちらでは聴いた事の無い使い方です。
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