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さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

春の光を受けて 里山の花いろいろ

2015-04-17 | 日記


 
ピンクのイワナシの花が綺麗です



 私は若い頃から独りで山を歩くのが好きな「山太郎」でした。でも若い頃は山菜、ゼンマイとかドウホウとか山ウドやウルイなどなど・・を求めてずいぶん奥山まで行っていましたけど年老いてからは奥山には行けなくなり近くの里山を散策するようになり自然と里山に咲く野の花に目がいくようになりました。

 近くの里山で日光キスゲの小さな群落を見つけて嬉しかったり、今までは花壇の中でしか見ていなかったキキョウやリンドウが野に咲いているのを見て綺麗だと思ったりして野の花を見るのが楽しくなったんです。

 そしてポケット植物図鑑など求めましたけど植物のことなどなんにも知らない私です。図鑑の引き方など全く分かりません。名前を知ろうとすれば図鑑全部をみなければなりません。困ってしまいました。

 この花もそうです。こんなところにこんな小さな花がと春の山に見つけて美しいと思いました。でも名前がわかりません、私のポケット植物図鑑を何度も見て調べましたけど分かりません。

 でも私には植物や昆虫のことを親切に教えてくださる専門家の先生がいらっしゃるんです。「会津マッチャンさん」とおっしゃる方です。その方に教えて頂きました。イワナシというツツジ科の植物でした。

 名前の由来は果実が梨に似ているからなんだそうです。酸っぱいけどあまくて梨の味に似ているんだそうです。美味しそう形色をしていますね。

 実の写真はウィキペディアからお借りしました。



 私は小学校1年から5年までの子どもの頃、尾瀬の福島県側からの登山口檜枝岐村の隣の小さな聚落に暮らしていました。山峡の小さな聚落ですから子どもたちのおやつはみんな野や山から、アケビ・山葡萄・さなずら(小さな粒の山葡萄)・こくわ(サルナシ)・栗・ブナの実・ハシバミ・・などなど山の幸を求めて食べていました。

 でも私はイワナシのことは全く知りませんでした。私の集落にはなかったのかも知れません。こんど実が熟する頃訪れて食べて見たいと思います。ほんとに酸っぱくて甘いんかな楽しみです。