さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

咲き残る晩秋の花を追いました

2014-11-03 | 日記
里の桜もすっかり紅葉してきれいです


 晩秋ですね、堤の道の野の花もすっかり少なくなりましたけど、それでも咲き残って心を慰めてくれる花もあるんです。

 
野菊の花


 初秋の頃から咲き続けて晩秋の今もきれいです。楚々としていますけど強い花なんですね。


 あっこれタンポポの花と可愛いタンポポの種子ですね


 タンポポって早春の野を彩る花ですよね、こんな晩秋まで咲いていてがんばってます。でもこれは外来の西洋タンポポです。日本古来のタンポポは早春にしか花を咲かせません。西洋タンポポは、早春に痩せ地や工事跡の土地まではびこって咲き誇ります。そして少しですけど晩秋まで、いや初冬まで咲き続けて種子を作って繁殖しています。

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)の花


 明治時代に牧草として輸入されて野草になった外来種だそうです。大きな葉と大きな花をもったクローバーであまりにありふれていますので目を引きませんね。でも、晩秋に咲き残っているときれいです。

 ヒメシオンの花


 この花も外来種なんだそうですけど、夏の終わり頃からずうっと小さな白い花を咲き続けています。植物のことなど何も知らなかった私はこの花を小さな野菊だと思っていました。だから好きな花でした。でも植物に詳しい友人に教えてもらって野菊ではないことを知りました。でも小さなこの花を今でも私は好きなんです。

カセンソウの花(じゃないかと思っています)


 初秋の農道の脇に美しく咲き誇っていてベニシジミやキアゲハの蝶がよく集まっていました。少し衰えた姿ですけど晩秋の今も咲き続けていました。

 ジシバリの花(と思っていますけど違うようです)


 子どもの頃、親に畑の除草など言いつけれたとき、畑の脇などで地を這うようにへばりついてるこの花に似た花をジシバリと呼んでいました。こんな大きな花ではなかったような気がします。でも晩秋に咲き残っているときれいですね。

 晩秋の花を追っていたら偶然に四つ葉のクローバーを見つけました


 そっと摘んでばばちゃんに渡すと喜んで台所(キッチンではありません)のコップに挿していけていました。老いた爺とばばちゃんに幸せがありますように。