
私は山にいきたいんです。自分の心をきれいにしたいんです。独りで歩む深い緑の山の道は私の心をきれいにしてくれるんです。実は今朝ほどばばちゃんとけんかして負けた悔しさむしゃくしゃがね、心にあるんです。

急な坂道をのぼる。左の肩には重いカバン、コンデジ、マクロレンズ、花の周りをきれいにするための剪定ばさみ、スポーツドリンク(低血糖がおきた時の必需品です)、時には重い三脚も、右手には標準ズームレンズをつけた重い一眼デジ・・・
ずしりと重いんですよ。

この坂道を小さな歩幅で一歩ずつゆっくりと登っていきます。100歩登っては息を入れ50歩登っては息を入れて登っていくんです。すると一足ずついろんな邪念が消えて心が澄んでいくんです。
坂の途中には咲き残った山ツツジの花もありますし

純白のヤマホウシも迎えてくれます


小さな湿地にゼンテイカの花も残っています

夢中になってレンズを向けてシャッターを切るのです。私の心は嬉しさでいっぱいです
頂上からの会津盆地の俯瞰に心も広くなります。スポーツドリンクおいしいです

2時間ちょっとの山の散策で心地よく疲れた私の心は晴れ晴れと無心です。疲れた足取りで帰る先にばばちゃんの待ってる糸桜里の湯が待っていてくれるんです。今朝ほどちょっとばかりけんかして負けた悔しさなどすっかり忘れていました。
