さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

白鷺がいっぱいいるよ爺ちゃんどうしよう

2013-02-13 | 日記


カルガモの偽傷にこりたマルは足を止めてじじいに聞いています。

「大丈夫だよマル・・」とハーネスにリードをつけたマルはじじいの左にぴったりとついて安心して家に帰りました。実って頭を垂れた稲田の向こうがマルの集落です。

 9月マルは生後11ヶ月になりました。クリニックの先生に言われたことがあったんです。マルの避妊手術です。エリーの時もそうですけどじじいもばばちゃんも心を痛めていました。その日がやってきたのです。

 エリーは動物の勘でわかるんでしょうね。クリニック待合室の椅子の下に潜んでじじいとばばちゃんを見つめています。



「ご免なさいマル!」おまえを家族にする道はこれしかないんだよ、ご免なさいねマル。そう心で詫びるじじいとばばちゃんでした。

 手術は思ったより簡単に終わって、布団の上で麻酔から覚めたまるです。


 一週間ほどして抜糸して10日ほどでもとのように元気になったマルです。
 じじいもばばちゃんも心を痛めて心配し「マルすまない」と詫び続けた一週間でした。