ニキビダニに冒され苦しむマルでした

　 二日目の夜大変なことが分かりました。マルが激しく体を掻きむしるのです。どんなにきれいにシャンプーしても止まりません。次の日からまたクリニック通いです。塗り薬と抗生物質で治療しても治りません。獣医師の先生は「ニキビダニ」の疑いもあると、２回の注射による治療をしました。「ニキビダニ」というとエリーの恋犬レオのかかった怖ろしい病気です。


　エリーの看病から続いて３ヶ月近い治療の連続ですから正直疲れ果てました。でもワンコは家族と思った瞬間から家族です。家族になった当日からの闘病ですけど、一度もペット屋さんに引き取ってもらおうなんて思いませんでした。

　そのとき、ある知人から、からだに寄生してるダニかもしれないよ、「これを使ってみな」と動物スミチオンという粉剤を頂きました。粉剤を使ったら1時間ほどしてきれいにシャンプーをして薬剤を洗い流しました。そしたらかゆみが止まりました。嬉しかったです。生み付けられてるダニの卵が孵っているかもしれないと1週間ほどたって念のためもう一度粉剤を使いました。そして完治しました。2週間ほどのマルとじじいとばばちゃんの厳しい闘病生活でした。

　その後、何人かの友人のワンコが同じようなかゆみで悩んでいることを知って粉剤を分けてあげて喜ばれました。ダニの寄生がワンコに流行していたんですね。



　
　元気に遊ぶ幼犬マルです。じじいとばばちゃんの愛を一身に集めて幸せになったマルです。


　ばばちゃんに甘えるマルです。

思い出のマルの記　[３]