9年ぶりの香港、マカオの旅

　初めて香港を訪れたのが、南アフリカのヨハネスブルグのキャラミサーキットで行われたDUCATIのスーパーバイク1098のデビューローンチに参加、そのトランジットのついでに、帰りに一泊だけ宿泊した。2007年のクリスマスに訪れた時にはペニンシェラに泊まって、マカオへは日帰りの小旅行だった。

　久しぶりに訪れて感じたのは、中国本土の旅行者が激増、マカオのカジノのあるホテル群は本場ラスベガスさえ凌ぐ。

カジノで収益のあがるマカオの宿泊費は安価だが、シルクドソレイの演出による華麗なウォーターショーが17,000円にも係わらず大人気だ。

一方、狭い香港の物価は高騰していて、ベイサイドの夜景を一望できる一流ホテルは６万円から、繁華街ネイザンロード周辺の街並みは変わらないが、周辺に建つ築50年のエレベーターなしのアパートの価格が４千万円に跳ね上がり、新築の素敵なタワーマンションは売れ筋が４億円台だそうだ。

 9年前にマカオから香港までヘリコプターで15分ほどのフライトをした時は二人で45,000円程度だったが、今や一人で9万円！！チャイナマネーで物価が高騰している。

 旅の楽しみに食事も重要なファクター、マカオの食事は今ひとつだが、食の都たる香港は悪かろう筈がない。

インターコンチネンタルホテルのホスピタリティは素晴らしく、デイナーの干鮑、百万ドルの夜景を一望できるバーでマティーニを吞んで、翌朝の朝粥が美味かった。

 

マカオグランプリ観戦

　オークション会社のBDSさんの招待旅行で、６０年の歴史のあるマカオグランプリ観戦することが出来た。

オートバイの流通に係わる250名もの団体旅行だから、７台もの観光バスで移動だった。飛行機は地元のキャセイパシフィック、香港の一流ホテルとマカオのカジノのヴェネツィアンに宿泊した。

　初日は全員でスーパーバイクの決勝を観戦、私は２日目もグランプリ観戦を選んで、今年からFIAの世界選手権に格上げされたF3レース、ツーリングカーのギヤレースとGT選手権を観戦した。

　スーパーバイクレースはワークスマシンが競うわけではなく、各国から遠征してきたマカオスペシャリストのレースだから、白熱したバトルと言うよりはエントラントが楽しんでいるプロダスションレースのようなレベルだった。

　エントリーリストの約４０％はBMWのS1000RR、当然表彰台は独占で、公道の路面なので優れたトラクションコントロールとストックのエンジンのポテンシャルを見せ付けてくれた。

　ツーリングカーとGTのレースは狭いコースでお約束の多重クラッシュ、レッドフラッグで待機かセイフティーカーランで、実質のレースが本来の周回数の半分もこなせない。

　さて、過去には数々の名勝負が繰り広げられたF3、世界の選手権の強豪がここマカオで誰が一番速いか決着をつける。

全日本と異なるタイヤで３名の日本人ドライバーは苦戦を強いられたが、マカオ３年目の山下選手が予選、決勝とも４位とまずまず成績だが、表彰台を逃したのは残念だ。

 

新生ハーレーダビッドソンメガ松戸

ハーレーダビッドソン・メガ松戸のリニュアルオープンから早くも半月、広い店内には純正アパレルも最大級の品揃えで、多くのお客様にご来店いただき、心より御礼申し上げます。LEL技術の進歩で光と影がハーレーダビッドソンの輝きを増しました。

 

ラッキーフライトで無事帰国

初キャセイパシフィック航空、シートが60Dで一番前のプチビジネスと旅の終わりにラッキー賞^_^。
団体旅行の場合不公平なので普通は取れない席、航空会社によってはプラス数千円で買ったこともある。周囲の視線が気になるので酒呑んで寝てた。

The Intrecontinental HONG KONG