基本的には、ご褒美の招待旅行なのだが、折角なので韓国のBMW市場について勉強してきた。経済成長とともに自動車の販売も好調で、人口は半分なのに日本に追いつく勢いだそうだ。確かに、街中でベンツやワーゲンよりBMWをよく見かける。
現地ガイドの金さんによれば、所得の高い人の住む地域では5シリースはタクシーより多いと揶揄され、日本のバブル時代に3シリーズが六本木カローラなんていわれたのを思い出した。
国際空港の近くにBMWが投資したショウルームとテストコースがあり、その力の入れようが伺える。
そこで、ニュルブルックリンクのBMWMタクシー同様のプロドライバーの同乗体験があり、M6グランクーペの助手席で2キロほどのコースを3ラップ周回した。
適正で選ばれ、されに訓練されたドライバーが570馬力でトラクションコントロールをオフにして楽しませてくれる。タイムアップのための限界グリップ走行から、ターンインで意図的に後輪を滑らせるドリフト走行で、パワーにものを言わせ直線では200キロを超えていた。2トン近いM6だが、FRだからハンドリングが楽しい。重いのでブレーキからパットの焼けて煙が出ていた。
その他にも、クラシックカーの展示や、レストランも併設されて週末はかなりしいそうだ。