モトGPイギリスグランプリ

2015年08月31日 | 日記
ウェットレースだから、ロッシがやらかしてくれる予感がしていたが、これほどのストーリーは出来過ぎだろう。
経験豊富なロッシが予選5番手から、巧みなマシンコントロールでに首位に、その後方を2年連続チャンピオンの若獅子マルケスが追うという展開だった。
ロッシのミスを虎視眈々と待つマルケスとの息の詰まる神経戦が繰り広げられたが、あろうことかマルケスがミスで転倒、その後の表彰台争いはドゥカティサテライトのペトルッチ、ドゥカティワークスのドビツィオーゾの意地の張り合いも見応えがあった。
雨はマシンコントロールはドライ路面と異なり、ここぞとばかりに躍り出てくるライダーがいるものだ。
チャンピオンシップ争いのかかっているロッシとロレンソは、転倒を避けたいので慎重にならざるを得ないが、マルケスの転倒で安全策に切り替えたロッシに、失うものが無いサテライトのライダーが勝負をかける展開まで予想されたのもウェットレースならではの見せ場だったが、結果は勝負強いロッシの鮮やかな勝利に終わった。

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