マナーに厳しい欧米、几帳面な日本人のギャプがこんなとこにも・・・
料理が給仕される度に店内にシャッター音どころか、フラッシュまで光らせて料理の写真を撮る光景を当たり前のように見かける。
貴重な体験を記録したい気持ちは解らないでもないが・・・困ったことに、情報を発信する立場のジャーナリストでもこればかりの人も存在する。取材なら営業時間外に撮るが、どうやら単なるネタ作りらしい。
そんな行為をフランスのミシュランの星を獲得したレストランで行われたら、店主はいい顔はしないだろう。彼らはその行為をフード・ポルノと呼んで、忌み嫌うようだ。
特に日本の携帯電話のシャッター音は、盗撮防止とやらで簡単に無音に出来ない。でも数百円で、無音のアプリを購入することが出来る。
私もヘビーブロガーだが、食事ネタなら尽きないが、こればかりではあまりにも能が無い。私の知人で料理を評価して仕事にしているライターさんがいるが、脇に隠して上手い具合に撮っていた。
自分がいい店だと思えば、人に紹介してあげて繁盛してもらいたいからブログやSNSで紹介するのだが、当然ながら雰囲気を重んじる高級店では、無音アプリだろうが個室でもなければ滅多に撮らない。
高級店には雰囲気も料金に含まれているので、くれぐれも気配りして撮影してもらいたい。