さて、ドイツの有力メーカーBMW、既に2011年における自動車部門の好調な業績は14.2％増と好調だったが、モーターサイクルの業績が気になるところだった。
１０万４２８６台を販売して、２００７年の１０万２４６７台の記録を塗り替えて、過去最高を記録した。
最も売れたR1200GSが１万８４１３台、R1200GSアドベンチャーが１万４５３台、F800GSが9,829台、F650GSが6,145台とGSだけで33％を占める。
DOHCエンジンに変更があったとは言え、フレームの基本設計は2004年だから、ニューモデルと言う訳でもなく、空冷フラットツインを搭載したビッグエンデューロそのものが築いた「旅マシン」として完成度がGSの魅力なのだ。確かに世界中何処へ行ってもGSは良く見かける。
そろそろ、水冷エンジン搭載の次期モデルのスクープもリークされているので、空冷ではファイナルエデイションになりそうなR 1200 GS Rallye なんて限定車を発表するあたり、この空冷モデルでも、後発のライバル達に劣らない魅力がある。
