シューベルトJ1使用レポート

2007年05月09日 | バイク

  発売以来、驚異的な売れ行きでハイエンドジェットヘルメットのシェアを伸ばすシューベルトJ1。BMWユーザーのみならず、近頃はハーレーのツーリングモデルからビッグスクーターまで車種を問わずユーザーさんが広がってるようだ。日常BMW1200RTとFLHXに乗ることの多い私が、妻と2人でJ1を購入した感想をお伝えしよう。Sch1

ドイツ製らしく機能重視で、お世辞にもファッショナブルなヘルメットとは言いがたく、モモヘルメット等とは丁度対極にある製品だ。低いスクリーンのFLHXは風の巻き込みも多く(ストリートグライドだから仕方ないか?)通常のジェットヘルで高速を流すと、コンタクトレンズがどっかに飛んでいってしまうのではないかと思う程で、街乗り以外はフルフSch6 ェイスを被って出掛けていた。でも、このJ1にして全て解消された。金魚鉢のような、大きなシールドの静粛性はフルフェイスに匹敵するといっても過言ではなかろう。当然、インカムの会話の聞き取り易さは例が無い。見た目も大きく鉄兜のようだが、その大振りな帽体と特徴的なチンガードも、万一の時の安全性には替えられるものではない。雨中の走行も経験したが、シールド内側の曇りも皆無だし、外側に市販の撥水効果のケミカルを塗っておけば、水滴もかなり飛んでゆく。スモークサンバイザーは実に重宝で、トンネルのなかや、夕陽に向かい走る場合などは実に有難い装備だ。これは一日ツーリングに出れば、数十回は上げ下げする。

なんと、シールドを壊しちまった そんないいことばかりのJ1だが、ひとつ注意をしてもらいたいポイントがある。大きなシールドで視界がいいJ1だが、それが仇となり片手でシールドを勢い開けると、それを留めてるツメが欠けてしまった。当然これは使う側の問題なので、メーカークレームにならないので、10,800円の高価なシールドを購入することになる。どうやら、右手でシールドを上げるので右のツメが欠けた。シールドの丁度真ん中に指を当て、ゆっくりあげる癖をつければ傷の付きにくいシールドなので、かなり長持ちすることだろう。Sch2 Sch4


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