7月17日の日曜日、栃木県もてぎで今年一番の猛暑日、おまけに12時50分スタート、一風変わったルールのカートレース、パンサーツアーに東京中日新聞が取材に来ていた。
メインレースの選手権でなく草レースの私たちが取り上げられたのには訳がある。
35歳以上のGG350、50歳以上のGG500はいずれも爺い揃いだが、競技歴は長い巧者揃い。言わばカートのシニアクラブマンレースで関東から東海まで転戦する。
そんなレースに今年からチャレンジを始めた。
どうやら、カメラマンのファインダーはウイナーよりもワークスカラーでバッチリ決めた私を捉えたようだ。
コンビニ行って、トウチュー新聞買わにゃ~いかでよ!
先週末はツインリンクもてぎでレーシングカートの大会に参戦。
初コースなので、前日の土曜日の特別スポーツ走行でラインを学ぶ。それにしても暑い!36度なら路面は50度を遥かに超える。熱中症寸前!助けて~
走れば風が当たるからいいほうで、グリッドについたら、ごらんのクラッチが焼ける煙の向こうに陽炎がみえた。
今回は初コースを攻略しきれず、総合18位と低迷し課題は多いが、もてぎのコースは素晴らしかった。
この日のレースメインレースのMAXの笹原選手(15歳、昨年世界戦で優勝)の堂々の走りに改めてモータースポーツの素晴らしさを見せてもらった。
帰宅して深夜の女子ワールドカップに涙した。ニューヨークの摩天楼になでしこジャパンを称える灯りが点された。
カートやMOTOGPやWSBK、F1で活躍する日本人にもスポットライトを当ててあげたい。
今月はもてぎでカートレースがあるので、FIAの安全基準を満たしたヘルメットでないと車検を通ることが出来ない。そこで、数ヶ月前から企画していたレース専用ヘルメットのペイントが完成、流行のミラーシールドを取り付けて完成した。
塗装をしてもらったグランツさんには二度足を運んで決めた力作となった。シールドの上部にはF1ドライバーのようにデカールを貼るのだが、湾曲しているためトニーカートの純正アクセサリーを購入した。
前作のGP-5のカラーを引き継いで、80年代にファンだったワイン・ガードナー選手のロスマンズカラーをデザインの基本に取り入れ、 グラデーションのGOODWOODマークもかっこいい。あれて、ARAIのマークを真横に入れなかったのは、ガードナーレプリカを知る人に「あれ、ガードナーはショウエイでしょ」って突っ込まれるから避けてみた。今やARAIはF1ドライバーの半数上が使用してるブランドなのだ。
二輪用では見かけない左右の金具、これはスタンド21製のハンズアンカーといって、カートでは使用しないが四輪のレース用シートベルトで体を固定して、このアンカーぶ専用の器具を取り付けると頚椎の安全が保たれる。
ちなみに、四輪レース用のヘルメットは顔の開口部が狭く、視界が狭いので二輪では使用できない。
あれやこれやでかなりの金額になったが、好きなモータースポーツで10年使え、大切な頭を守る装備だから納得の行く出来にしたかった。
まあ、これも経済復興、金は天下の回りモン、消費を一万円我慢すれば、自分の収入も一万円減ることになると考え、積極的に散財するとしよう。
このブログを読んでる貴方のヘルメットも何かテーマをもって、愛車のカラーリングに合わせて塗装するとかなら、ハウスオブハーレーの滝沢店長のセンスで相談に乗ります。どんなカスタムよりも、目立つこと間違いなしです。