テストが迫ってまいりまして、
「時間作ろう。テキパキ動こう。」
という言葉かけが非常に多くなっていたのですが、
なかなか動きが早まらないのんびり娘に、ついに鬼母作や強権発動しました。
「テスト勉強が全然出来ていないのに、1時間もお風呂に入ってるんじゃない!!!
あと3分で出てこなかったらなぐるぞ!」ってね。
で、そのあとのお勉強では棒もって横に張り付きました。
(皆さん、真似しないでね)
このところ、「自分で解く」力がついてきたので、
「自分のペース」というのを、前より更に強く守ろうとするようになっていたんですね。
「できてるもん。やってるもん。今やろうと思ってたんだもん。」
それも成長過程だと、見守るようにはしてきたのだけど、
いかんせん、「締め切り意識」が全然ないのよ。
勉強だけのことではなくて、時間の無駄遣いがあまりに目に余るので、
このあたりで「喝」入れないと、まずいって思っていたので
昨夜機会を捕らえて、「危機感」煽る方向で動いたんです。
昨夜、棒もって横に座ってやらせたのは英語。
テスト想定して、本文のあちこちを空欄にして(日本語の意味は下に書いておいて)、
そこに単語を書き込ませるという練習問題をノートに用意しておいたの。
最初は、下に選択肢として正解単語を順番バラバラに書いておいてそこから選び、
2回目以降は選択肢をなくしていくパターン。
まずは、下に書いてある日本語と、前後の文脈からどんな単語が入るのかを考える。
2回目以降はその単語のスペルがかけるように練習する。
そういう意図で作った問題です。
これをのんびり娘に渡すと、まず空欄のところしか見ないのね。空欄と下に書いてある日本語だけで何とかしようとするの。せっかく毎日の送迎時にCD流して、文章全体を頭に入れているのに、そっちの脳みそは全然使おうとしないで何とかしようとする。
これを動かすために、
「文章読みながらやるんだよ。」
と、なぜそういうやり方が必要なのかも何度も説明してるのに、やっぱりなかなかやらないの。
通りがかりにひと言かけるような形で促し続けてるんだけどね、
「よんでるよ。」「めでよんでるの。」
とかね・・。
促して読ませても、2度目になるともう文句たらたら。
「よんだじゃん。」
という態度になってしまうんだな。
こういう態度って、実は「苦手」だから出ていることが多いのよ。
のんびり娘はまだ英語がうまく読めない。
フォニックスを使ってとても上手に指導している学校だけれど、
ひらがなの「きゃ、きゅ、きょ」でさえ何年も苦戦してきたのんびりちゃんだもの、
それは当然そうなのよ。
で、「苦手」だから無意識にそれを避けようとする。
言い訳したり、誤魔化したりする方に無駄な力を使ってしまう。
言葉で説得すると、これまたやたらと時間を食い、しかも
頑固ちゃんは「ママが邪魔した」とばかりの態度を取るのよね。
つっかっかてくる。説得しようと私が話す。それについてまたごねる・・・
の繰り返しで、またまた無駄な時間が過ぎていくの。
いい加減面倒になったんで、昨夜は完全スパルタで、
(なんたって、棒持ってますから)
有無を言わさず読ませました。文句は一切受け付けません。
上述の問題をやって、選択肢から単語を選べなかったら、
それは、本文を良く覚えていないっていうことなのだから、
教科書を頭から声を出して読む。
本人一人にやらせると、間違っているところもそのままに進んじゃうから、
横で訂正しながらね。(これを嫌がって普段やりたがらないんだけど、必要でしょ)
読み終わってから、また問題をやって、つかえたらそこからまた読むの繰り返し。
のんびり娘は、「読むときは読むだけ」「単語を書くときはその単語だけ見て書く事に専念」みたいな脳の使い方をするんだけど、鬼母の威嚇パワーで、
「読みながら1度で覚えなさい!!!」と、そういう脳の使い方を強制してみましたの。
優しい母さんしてるときには、
例え自分が間違っていても
「今、ちゃんとそう言ったよ。」
だの「なんで、さっき読んだからいいでしょ。」
とか、ブータレ満載で、それが時間の無駄につながってしまってたんだけど、
鬼母のあまりの恐ろしさに、文句いわずにやり遂げたらあら不思議、
1時間ほどで単元一つクリアです。
勉強しているときはものすごい険悪なムードなのよ。
のんびり娘がべそかきそうになっても、
「時間の無駄。l泣いたら叩くぞ!」って脅してねぇ。
ひっどい親でしょ。
でもね、こうしてやってみると、
不確かだった読みもスムーズになってくるし、
単語もするっとかけるようになる。
もともと彼女がもっている「聞いて記憶する力」だって、
何度も声を出しているうちに表に出てきて、彼女を助けてくれる。
だからね、今日も学校の自習時間に、
そのノートを使って(何回分も出来るように繰り返し問題書いてあるんです)
自分で勉強してきました。間違っていたのは単語2つだけ。それもスペルのちょっとしたミスでどういう意味のどんな単語が入るかはちゃんとできてました。
こうして自信がつくと、もう棒も脅しもいらないの。
あんなに嫌がってた「ママのチェックを受けながら声を出して読む」
も、今日はすんなりやって、昨日の復習と次の単元を終わらせました。
続きは、たぶん明日また学校で自分でやってくるでしょう。
もっと穏やかな形で変更がきけばいいなぁとは思うんですけど、
誰に似たのか(わたしか・・・)なかなか頑固なのんびり娘、
やってみてうまくいったら納得するけど、
先読みの力 想像する力 こちらの意図を理解する力、
そういう力が足りないから、「やってみる」事を拒否し続ける。
それも自覚のないままの拒否だから、動かすのはホンと難しい。
理を分けて、穏やかに、わかるように図解までつけて話しても、
本人が頭から「不当な批難」と感じて「不満、文句」で
ガードしちゃうので、ちーっとも届かないのね。
半べそかきながら机(我が家の場合食卓ですが)に向かう娘の横で、
棒を握り締めながら鬼の形相で指示をとばす鬼母。
他人様には見せられない方向転換の一幕でありました。
「時間作ろう。テキパキ動こう。」
という言葉かけが非常に多くなっていたのですが、
なかなか動きが早まらないのんびり娘に、ついに鬼母作や強権発動しました。
「テスト勉強が全然出来ていないのに、1時間もお風呂に入ってるんじゃない!!!
あと3分で出てこなかったらなぐるぞ!」ってね。
で、そのあとのお勉強では棒もって横に張り付きました。
(皆さん、真似しないでね)
このところ、「自分で解く」力がついてきたので、
「自分のペース」というのを、前より更に強く守ろうとするようになっていたんですね。
「できてるもん。やってるもん。今やろうと思ってたんだもん。」
それも成長過程だと、見守るようにはしてきたのだけど、
いかんせん、「締め切り意識」が全然ないのよ。
勉強だけのことではなくて、時間の無駄遣いがあまりに目に余るので、
このあたりで「喝」入れないと、まずいって思っていたので
昨夜機会を捕らえて、「危機感」煽る方向で動いたんです。
昨夜、棒もって横に座ってやらせたのは英語。
テスト想定して、本文のあちこちを空欄にして(日本語の意味は下に書いておいて)、
そこに単語を書き込ませるという練習問題をノートに用意しておいたの。
最初は、下に選択肢として正解単語を順番バラバラに書いておいてそこから選び、
2回目以降は選択肢をなくしていくパターン。
まずは、下に書いてある日本語と、前後の文脈からどんな単語が入るのかを考える。
2回目以降はその単語のスペルがかけるように練習する。
そういう意図で作った問題です。
これをのんびり娘に渡すと、まず空欄のところしか見ないのね。空欄と下に書いてある日本語だけで何とかしようとするの。せっかく毎日の送迎時にCD流して、文章全体を頭に入れているのに、そっちの脳みそは全然使おうとしないで何とかしようとする。
これを動かすために、
「文章読みながらやるんだよ。」
と、なぜそういうやり方が必要なのかも何度も説明してるのに、やっぱりなかなかやらないの。
通りがかりにひと言かけるような形で促し続けてるんだけどね、
「よんでるよ。」「めでよんでるの。」
とかね・・。
促して読ませても、2度目になるともう文句たらたら。
「よんだじゃん。」
という態度になってしまうんだな。
こういう態度って、実は「苦手」だから出ていることが多いのよ。
のんびり娘はまだ英語がうまく読めない。
フォニックスを使ってとても上手に指導している学校だけれど、
ひらがなの「きゃ、きゅ、きょ」でさえ何年も苦戦してきたのんびりちゃんだもの、
それは当然そうなのよ。
で、「苦手」だから無意識にそれを避けようとする。
言い訳したり、誤魔化したりする方に無駄な力を使ってしまう。
言葉で説得すると、これまたやたらと時間を食い、しかも
頑固ちゃんは「ママが邪魔した」とばかりの態度を取るのよね。
つっかっかてくる。説得しようと私が話す。それについてまたごねる・・・
の繰り返しで、またまた無駄な時間が過ぎていくの。
いい加減面倒になったんで、昨夜は完全スパルタで、
(なんたって、棒持ってますから)
有無を言わさず読ませました。文句は一切受け付けません。
上述の問題をやって、選択肢から単語を選べなかったら、
それは、本文を良く覚えていないっていうことなのだから、
教科書を頭から声を出して読む。
本人一人にやらせると、間違っているところもそのままに進んじゃうから、
横で訂正しながらね。(これを嫌がって普段やりたがらないんだけど、必要でしょ)
読み終わってから、また問題をやって、つかえたらそこからまた読むの繰り返し。
のんびり娘は、「読むときは読むだけ」「単語を書くときはその単語だけ見て書く事に専念」みたいな脳の使い方をするんだけど、鬼母の威嚇パワーで、
「読みながら1度で覚えなさい!!!」と、そういう脳の使い方を強制してみましたの。
優しい母さんしてるときには、
例え自分が間違っていても
「今、ちゃんとそう言ったよ。」
だの「なんで、さっき読んだからいいでしょ。」
とか、ブータレ満載で、それが時間の無駄につながってしまってたんだけど、
鬼母のあまりの恐ろしさに、文句いわずにやり遂げたらあら不思議、
1時間ほどで単元一つクリアです。
勉強しているときはものすごい険悪なムードなのよ。
のんびり娘がべそかきそうになっても、
「時間の無駄。l泣いたら叩くぞ!」って脅してねぇ。
ひっどい親でしょ。
でもね、こうしてやってみると、
不確かだった読みもスムーズになってくるし、
単語もするっとかけるようになる。
もともと彼女がもっている「聞いて記憶する力」だって、
何度も声を出しているうちに表に出てきて、彼女を助けてくれる。
だからね、今日も学校の自習時間に、
そのノートを使って(何回分も出来るように繰り返し問題書いてあるんです)
自分で勉強してきました。間違っていたのは単語2つだけ。それもスペルのちょっとしたミスでどういう意味のどんな単語が入るかはちゃんとできてました。
こうして自信がつくと、もう棒も脅しもいらないの。
あんなに嫌がってた「ママのチェックを受けながら声を出して読む」
も、今日はすんなりやって、昨日の復習と次の単元を終わらせました。
続きは、たぶん明日また学校で自分でやってくるでしょう。
もっと穏やかな形で変更がきけばいいなぁとは思うんですけど、
誰に似たのか(わたしか・・・)なかなか頑固なのんびり娘、
やってみてうまくいったら納得するけど、
先読みの力 想像する力 こちらの意図を理解する力、
そういう力が足りないから、「やってみる」事を拒否し続ける。
それも自覚のないままの拒否だから、動かすのはホンと難しい。
理を分けて、穏やかに、わかるように図解までつけて話しても、
本人が頭から「不当な批難」と感じて「不満、文句」で
ガードしちゃうので、ちーっとも届かないのね。
半べそかきながら机(我が家の場合食卓ですが)に向かう娘の横で、
棒を握り締めながら鬼の形相で指示をとばす鬼母。
他人様には見せられない方向転換の一幕でありました。
可能な限り穏やかに行きたいですが、どうしようもない時も有ります。
うちも全く同じで、文句たらたら、何とかして手を抜こうと言う方面に労力を消耗してしまい、非常に勿体無い時間を費やしてしまいます。その労力を何故こっちに使わない?!と、不思議に思います。
全体をしっかり見渡して(問題をきっちり読むこと)取り組まず、前後を適当に見て書くので国語も算数も?な回答が多いです。
横に張り付いて注意を促さないと、すぐにテキトーになっちゃうんですよね。
苦手な事の最初のハードルを飛ばせるのは、ホントに骨が折れるんですよね。
我が家はきれいに漢字を書くをなんとか克服しましたが、時間内に問題を解くような場合、きれいに書くという事は出来なくなります。。。
限りなくシングルタスクなんですよね。
でも、あんなに激しく抵抗してた漢字練習も、今は、一山越えれたので、自ら勉強するようになりました。
子も苦手だから抵抗するんですが、だからといって、出来ないまま諦められるのも嫌という相反する気持ちを持っていて、ゴネながらも、でも乗り越えたい!という感じなんですよね。
決死の「期末テスト対策」でしたが、なかなか思うようには行きませんでした。
彼女の学習上の課題は、「問題文である日本語の読み取り」に集約されるんですが、
特にややこしい言い回しが多い社会(歴史)は悲惨で・・・。
でも、その悲惨さのせいでようやく素直にこちらの働きかけに乗ってくれるようになりました。
本人が「何とか逃げよう。誤魔化そう」としてきた、問題文の読み取りに軸足を置いて「見直し」をする事ができるようになったのは、怪我の功名かなって思っています。
(ようやくそっちに脳みそを向けてくれるようになったか・・・)という感じです。
学習で成功体験を積むと、生活面のアドバイスも素直に受け取る事ができるようになる娘なので、このチャンスをうまく行かせるように現在鋭意努力中です。
テニス部も続けてます。体は固い、飲み込みは悪い子ですけど、続けているうちに少しはボールにあてることができるようになってきたみたいですし、「素振り」も形になってきました。
こうして体を動かす(目も手も足も連動して使う)という作業は、机上の学習ではできないことなので、時間はきついんですが、やっぱり続けてもらいたいなって思います。
(こういう動きが脳を刺激して、切れている繋がりをパチッとはめてくれたらなぁ・・・)なんて思ったりしますが、どうでしょうかね。
ものすごく頑張って頭に突っ込んだ社会科で撃沈して、かなり深いところまで落ちてました。
結局、彼女の弱さの根っこの部分「日本語」の問題なんですけど、これは根が深いので対策をどうした物か悩んでしまって・・。
「読み飛ばし」はのんびり娘も良くします。
たぶん、「サボる」気じゃないんでしょう。目に入らないというか、「問題を解く」というのが「キーワードとキーワード(回答)」を結びつける」という作業になっているんじゃないかと思えるんです。
長い文章だと、インパクトの強い(彼女の感覚でです)熟語などに釣られて、何を答えなければならないかがつかめていないことが良くあります。なので、全ての文章で「印しつけ」をしてもらうことにしました。
「~を」「~は」をヒントに、
その文は何を聞いているのか。
黄色のマーカーで印をつけ、その都度、
答えは「人の名前」なのか「場所」なのか「時」なのか「法律」なのか「物の名前」なのか「国の名前」なのか・・・おまかなジャンルを一つずつ考えてもらって、それから答えるようにしてもらいました。
そうすると、問題文をよく読まざるを得なくなるんですね。
「印しつけ」のほかに「問題文の音読」を組み合わせたことで、
本人気付かないないうちに飛ばしていた部分にも自然に目が行くようになったようで、
「あっ、じゃぁこれだ」って答えが埋められるようになってました。
そうなると本人も腐らずに続けられますから、社会の直し3日間かけて今夜無事終了させました。
ホッと一息といいたいところですが、まぁ次々と「お直し」の多いテストが帰ってくるので、これからしばらくも大騒ぎですわ(笑)。