旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

世田谷の農地

2011年08月27日 | 樹木

   世田谷の農地
                  とまりぎ
 京王線と小田急線の間にはよく探すと畑が残っている。
 栗畑になっているのか、まだ色の変らないイガグリができている。

        
 すぐとなりにはミカンができている。

                      
  世田谷区農地の看板が立っている。

  
 そこからちょっと離れたところにある庭木を植えてあって、網で囲った中に鶏がたくさん。
 網に近寄ると餌をくれると思ってか、足早に寄ってきた。
 卵を販売しているが、売り切れだ。

 環八のすぐ近くでは、林檎ができている。
 葡萄ができて、売っている農家もある。
 まだまだ残ってがんばっている。

 農地がだんだん無くなっていくのは相続税制度がその主因だ。
 相続財産価値の半分が相続税額だから、財産を売って税金を払うということになる。
 その財産を手に入れたときには、不動産なら不動産取得税を払っているわけだから、時期と税金名目を変えて二度支払うことになる。

 一般に農地は広いから半分残るが、住宅の場合は形状が細切れにしにくい土地もあって、結局全体を売って移転していく人も多い。
 だんだん歯抜けになっていくわけだ。


コメント
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