旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

蘆花恒春園

2011年04月30日 | 歴史

       蘆花恒春園
                  とまりぎ

 徳富蘆花が明治40年から昭和2年(1907~27)までの20年間暮らした家。
 昭和46年に東京都の指定史跡になった。

             
  建物の中へ入れるので、見ると古い電話機が置かれている。

                 
 オルガンもあって、新聞の記事には国産最古のオルガンと書いてある。

             
 今は午後4時半頃まで無料で中を見ることができる。

 画家の黒田清輝、小説家の国木田独歩、さらにトルストイとも親交があったようだ。

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その後の銀座

2011年04月29日 | 商店街

       その後の銀座
                  とまりぎ
 外国人が極端に減った銀座は、日本人の旅行客も減ってさびしくなっていたが、ようやく昔の人出に戻りつつある。

                       
 マロニエ通りの街路樹には花ができていた。


 一本となりの道には柳の並木が芽を出している。


 なつかしい音がする方を見ると、道端で風鈴を売っている。
 もう風鈴の時期が近いのかな。

   ここに人が集る。             
  銀座通り。

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東京駅

2011年04月28日 | 鉄道

        東京駅
               とまりぎ
 東京駅の丸の内側は未だに工事中で、向い側の中央郵便局も工事中だ。
 はとバスの乗車客は増えてきている。


 工事はいつまでだろうと見ると、平成24年3月になっている。
 始まったのが平成16年だから、ずいぶん時間がかかっている。

 壁に描かれている完成した東京駅は、北口と南口の屋根が丸くなっていて雰囲気が変りそうだ。
  出来上がった姿を見てみたいものだ。

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歯車

2011年04月27日 | 

      歯車
          とまりぎ
 芥川竜之介の小説「歯車」の一節、
 「・・・のみならずボクの視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?-----というのは絶えずまわっている半透明の歯車だった。僕はこういう経験を前にも何度か持ち合わせていた。歯車は次第に数を増やし、半ば僕の視野を塞いでしまう、が、それも長いことではない、暫くの後には消え失せる代りに今度は頭痛を感じはじめる、-----それはいつも同じことだった。眼科の医者はこの錯覚(?)のために度々僕に節煙を命じた。しかしこういう歯車は僕の煙草に親まない二十前にも見えないことはなかった。僕はまたはじまったなと思い、左の視力をためすために片手に右の目を塞いで見た。左の目は果して何ともなかった。しかし右の目の瞼の裏には歯車が幾つもまわっていた。・・・」

 最後の方にも歯車や「・・・銀色の羽を鱗のように畳んだ翼が一つ見えはじめた。・・・」ということを書いている。
 これは芥川竜之介の実体験であろう。

 亡くなったとまりぎの先生が芥川竜之介と夏目漱石の比較では、
 夏目漱石は文科系、芥川竜之介は理科系に近い文章だと言っていたが、そうかもしれない。

 これだけ書くと、小説「歯車」の紹介で終ってしまう。
 実は、歯車が廻る同じような体験をしている。
 ただし、歯車はひとつだけだ。

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鎌倉街道

2011年04月26日 | 歴史

        鎌倉街道
                とまりぎ
 府中方面から関戸橋で多摩川を越える新しい鎌倉街道の近くに、旧鎌倉街道がある。
 現在、バスが多摩市役所近くを通る道だ。

           
 関戸古戦場跡とあり、新田義貞が鎌倉倒幕に行く途中ここで戦ったようだ。


  旧鎌倉街道の様子。片側が1車線の道になっている。

           
  さらに先へ行くと、関所跡の碑があった。

 新鎌倉街道へ出て乞田川の桜を見ると、ほとんど散ってしまい八重桜だけが花をつけていた。

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飛田給

2011年04月25日 | 鉄道

          飛田給
            とまりぎ
 京王線で調布の先に飛田給(とびたきゅう)という変った名前の駅がある。
 最近では味の素スタジアムの最寄駅として少しは名が知られてきたかもしれない。
 普段は各駅しか停まらないが、サッカーの試合があると特急も停まる。

                  

 駅前からバスが調布駅行きと、多磨駅行きがある。

                  
 駅近くにラーメン・ツケメンの飛田給大勝軒がある。
 後からできた聖蹟桜ヶ丘の大勝軒はここの味に似ている。

 東京外語大はここからバスで行く。

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浜離宮恩賜庭園

2011年04月24日 | 

     浜離宮恩賜庭園
             とまりぎ
 暖かくなってきたので、久しぶりに浜離宮へ行った。
 
 牡丹が咲き始めている。


  池の中に建つ「中島の御茶屋」へ入る。

                     
  500円で抹茶と和菓子を楽しむことができる。


  花弁が緑色の桜。

                  
 潮入の池から出て行くところの水。
 水面がほぼ最低位置だから、もうすぐ逆の流れになる。

 1654年松平綱重の別邸が始まりとされている。
 

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銀座

2011年04月23日 | 商店街

          銀座
              とまりぎ
 福島原発事故以来、銀座歩行者天国を歩く人が激減した。

 外国人が多かった店も閑散としている。

 日本全体が外国から観光客の来ない国になってしまったらしい。

 電飾消費制限で、エスカレーターが停止していたり照明が暗くなっていたりで、どうにもいけない。

 このままでは日本は不況から回復できない。

 

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東京住みたい街

2011年04月22日 | 

       東京住みたい街
                    とまりぎ
 雑誌「東京ウォーカー」で吉祥寺、下北沢、恵比寿、自由が丘、新宿、池袋、浅草、中目黒、代官山、中野がランキングされている。
 
 別の調査では成城学園、田園調布、府中、国立、神楽坂、広尾、高円寺、三鷹、三軒茶屋、目黒、品川なども入ってくる。

 住んでよかった街には練馬、葛西、立川、蒲田、阿佐ヶ谷なども入っている。

 選ばれたポイントは
1)にぎやかな街:吉祥寺、中野、下北沢
2)オシャレな街:恵比寿、自由が丘、中目黒
3)高級志向な街:成城学園、田園調布
4)生活重視な街:府中
5)下町志向な街:浅草
 に分類され、どこに重点をおくかで変ってくる。

 

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旧芝離宮恩賜庭園

2011年04月21日 | 

   旧芝離宮恩賜庭園
              とまりぎ
 JR浜松町駅のすぐ東側に庭園がある。
 
 江戸時代、老中・大久保忠朝の上屋敷として庭を「楽壽園」とした。
 幕末には紀州徳川の屋敷になり、明治時代には有栖川宮家から宮内省へと変遷し芝離宮となった。


 樹木が多く、落ち着いた雰囲気がある。

               
 庭園の真ん中に池があって、その周りと池の中にある中島をつなぐ西湖の堤が通れるようになっている。
 西湖というのは中国の杭州のある湖で、そこにある石造りの堤や橋を模している。
 西湖で見る名月は有名だ。

 
  池の向こう側で、写真撮影の最中だ。
 
 浜松町駅に近いので、京浜東北線、山手線のほかに新幹線やモノレールが目前を通るので、庭園の雰囲気とは対照的だ。

  かつて海水が入る池だったそうだが、現在は淡水だ。
 海水取入口跡が池の北東にある。

 

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次太夫堀公園

2011年04月20日 | 

      次太夫堀公園
               とまりぎ
 自転車で次太夫堀公園へ行く。
 暖かくなって、民家園は開け放たれていた。

                            

 庭に端午の節句の「旗のぼり」が高い。


 孟宗竹の中に変った竹の子を発見し、
 どうもありえないことだと考えた。
 上から引っ張ってみたら、竹の子の頭だけを上に置いていたことがわかった。
 なんだ、いたずらか。

           
 夏は田んぼになるところに枝垂桜が満開で、花見をやっている。
 手前にはレンゲ草が花をつけている。
 田圃の肥料になるようだ。

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十条商店街

2011年04月19日 | 商店街

     十条商店街
               とまりぎ
 埼京線の十条駅で降りる。
 駅前に広場があって、その向うに十条銀座の入口がある。

               
 商店街は長くほとんどなんでも揃っているから、買い物客は多い。

                                              
 昼の比較的人が少ないときに、自動車が入ってきた。

 十条駅側から北への一方通行だ。

       
 脇から駅のそばにある踏切の向うは十条中央商店街が、京浜東北線の東十条駅方面へ続いている。
 この商店街には、大衆演劇の篠原演芸場がある。

                                         
 わき道から駅前広場へ抜けるプチロードには、飲食の店が数軒ある。

 すぐ隣の赤羽駅周辺とは違って、落ち着いた雰囲気がある。

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ここより下に家を建てるな

2011年04月18日 | 

    ここより下に家を建てるな
                  とまりぎ
 4月13日日経新聞夕刊に、岩手県宮古市の姉吉地区に建つ石碑のことが出ている。
 
 石碑は海岸から約500m離れた山道の斜面にあって、そこからは海は見えない。

 大津浪記念碑には、「高き住居は児孫の和楽 想え惨禍の大津浪 ここより下に家を建てるな」とある。

 この地は1896年の明治三陸大津波、1933年の昭和三陸津波に襲われた過去がある。

 昔から知る碑で、そのおかげで被害は少なかったとのことだ。

 先人の貴重な教訓と、
 それを守った現代の人たち。


 

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人口減時代

2011年04月17日 | 

        人口減時代
                とまりぎ
 4月13日の日経新聞によると、東京の人口は2015年の1,308万人をピークに減少する。
 東京には全国から若者が移住してきたから、ピークになるのが全国平均よりも遅くなったが、とうとう減少が見えてきた。

 一方、65歳以上の高齢者は2011年1月で約258万人だったが、厚生労働省の推計では2025年に約340万人になるとのことだ。

 人口減少と急速な高齢化によって、東京をどうするか。
 じわじわと環境は変りつつある。

 新聞記者には書けないことだが、公園で遊ぶ子供たちが減って、元気のない老人の都市になっていくということだ。
 老人の医療費、老健や特養のような介護施設にかかる負担は大きいから。

 

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乞田川の桜

2011年04月16日 | 

    乞田川の桜
             とまりぎ
 多摩のニュータウンを流れる乞田川は、関戸橋の下流で大栗川と合流して多摩川へ注ぐ。
 
         
 川の両側に遊歩道があって、歩いている人たちがいる。

     
 鎌倉街道と並行して流れるあたりには、桜が並木になっている。


 住居地区がすぐ脇から岡の上へ続いているので、犬を連れての散歩には最適なのだろう。

 聖蹟桜ヶ丘駅の名前にあるように、桜が多いところだ。
 駅近くにも桜の大木を見ることができる。

 ところが大通りの街路樹は紅花栃の木というか、マロニエだ。
 

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