駒場野公園を抜けると、街の雰囲気は大きく変る。
国道246号線が通っているからなのだろう。
さらに目黒川沿いに中目黒方面へ行くと、カステラの工場があって直売もやっていたりして雰囲気はさらに変る。
西郷山を下から登るのははじめてだったが、高低差が大きく公園としておもしろい。
駒場野公園を抜けると、街の雰囲気は大きく変る。
国道246号線が通っているからなのだろう。
さらに目黒川沿いに中目黒方面へ行くと、カステラの工場があって直売もやっていたりして雰囲気はさらに変る。
西郷山を下から登るのははじめてだったが、高低差が大きく公園としておもしろい。
洋館がまたすごかった。
広さも、装飾も半端ではない。
廊下の絨緞の赤色が目に眩しい。
庭へ出て歩いてみると、庭も広いことがわかる。
南門から出たが、別世界に居たようなひと時だった。
このときが最初の旧前田邸だった。
都内の渋谷に近いところに、こんなに立派な建物があったことに驚きだった。
しかも、そのことを知らずにいたことにも。
人通りの少ないときに行った。
綺麗に清掃されているようだ。
この横丁に、およそ40軒の店がある。
協力して、清掃に心がけているのだろう。
気持ちがいい。
吉祥寺
とまりぎ
吉祥寺駅北口前に、ハモニカ横丁の一角がある。
小さな店が、全体でもそう広くないエリアにたくさん、昔から変らずに続いている。
この中に人気の店があると、行列ができる。
北へ抜けると、小笹という羊羹、最中の有名店のところへ出る。
この店も行列が絶えない。
バス通りへ出ると、「いせや」というやきとり屋が煙を出している。
井の頭公園近くにも支店がある。どちらも客の多い店だが、公園店の改築工事は終っただろうか。
月日の経つのは早いもので、とうとう法然上人の八百年を気がつかずに過ぎてしまった。
言い訳を言えば、確かにいろいろな出来事があった。
秋になると、今年も旅行が入り、飲み会が入り、もうしばらくで忘年会だ。
あわただしく過ぎていくのは、毎年のことかもしれない。
やはりこの時期、秋の気配が漂いはじめた頃に来ていたようだ。
調布を舞台にした「ゲゲゲの鬼太郎」の放送が終って、観光客がまだ集る頃だった。
以後観光客は多くなった気がする。
去年も瓢箪はよくできていた。
ひょっとすると、今年よりも出来が良かったかもしれない。
広場のパンパスグラスの穂が光っていて、昔を思い出す景色だ。
いったいどんな姿が現れるか、期待が大きかった記憶がある。
よく見ると、細部まで手が込んでいて、見ごたえがある。
一年経って見慣れてきたが、観光客は絶えない。
昔の姿に復元してくれた決断に感謝する。