旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

東京国立博物館

2011年08月06日 | 

    東京国立博物館
                    とまりぎ
 上野の博物館では「空海と密教美術展」と特別展「孫文と梅屋庄吉」を開催しているので、東京国立博物館へ行く。
         
 博物館の正面から左側へ、平成館へ入る。
 展示品の多さに圧倒される。

 「協力」真言宗各派総本山会
とあり
 「特別協力」総本山仁和寺、総本山醍醐寺、総本山金剛峰寺、総本山教王護国寺(東寺)、総本山善通寺、遺(ゆいせき)本山神護寺
と、全部ではないがほとんど入っている。

 リストに所蔵先として、京都、奈良、和歌山が圧倒的に多いのだが、大阪、滋賀、香川、広島、東京もあり、地理的な広がりを見せている。

                    
 もうひとつ、空海の書を見てその美しさに改めて感じ入った。

 平成館から通路で本館の孫文の方へ移動する。
          
   裏庭へ入ったことがあった。
 ちょうど公開日だったのかもしれない。 
 落ち着いた景色がいい。
 

       
 若き孫文が日本で交流した日本人たち。
 ある程度の予備知識があると、理解が早い。

  
  本館の常設展示で、写真撮影できる仏像たち。

 空海のところで観た帝釈天は現代顔で、もし平成の町で会ったとしても違和感がない。

 最後に不忍池の蓮の花を見て、むかしからよく歩いた上野の雑踏にまぎれた。

 博物館の世界と、アメヤ横丁の落差に不思議な感覚を覚えたのは一瞬のことで、すぐに現実に引き戻された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする