いのしし宅前
県営アパートの空き地に雑草たちが咲き乱れる。
きれいなのですが、
この後が大変。
夏にかけ雑草が大きく、虫の繁殖が・・・・
吉田先生の丁寧なレジメP12は
貴重な参考に。
これらの地域新聞は
総合図書館HPの郷土資料のページから自宅にいても読めますと。
過去の災害の記録に学び、明日への備えとすることが大事
という吉田先生の一言を
これからも参考にしたいです。
いわき地域學會第315回
講師は
吉田隆治 代表幹事
関東大震災といわき
・・・主に地域新聞記事から
と題し
先週の土曜日
久しぶりの市民講座参加となりました。
今年2回目かな。
参加者の顔ぶれも少し変化が。
大正12年9月1日
関東大震災が発生した時のいわき地方の様子、
その後の経済的・社会的影響、余震などを主に当時の地域新聞などから
上記写真に一部載せた丁寧なレジメ(P12)で、
わかりやすく話していただきました。
過去の災害の記録に学び、
明日への備えとすることが大事
と吉田先生の言葉が印象に残りました。
また当時のいわきの地域新聞が
ITのおかげで、
総合図書館のHP・・・郷土資料のページから
簡単に
私たちが家にいながらパソコンから読めることを紹介され、
今回の講演は
それをもとに資料を作成された過程を話されました。
1)大正100年・・・大正期の年表から
大正3年(1914年)第1次大戦勃発
大正4年(1915年)日本が中国に21ヵ条要求
大正4年3月21日、磐越東線小野新町・神俣・大越・船引駅開業
大正6年(1917年)、磐越東線全線開通・・・約100年前なのですね。
大正12年(1923年)9月1日、関東大震災
大正14年(1925年)3月ラジオ放送開始、4月治安維持法公布、
5月普通選挙交付
2)大正期の新聞・・・朝だけでなく夕刊も発行されるように。
明治の政党機関紙から一般紙に変わり企業化されるように変化。
関東大震災も大きく報道
3)東北からの視点・・・福島(小名浜)震度5、大阪震度4
大曲駒村・・・東京灰燼記・・・関東大震災・・・1か月後に仙台より発行
4)いわきの地域新聞より
当時の地域新聞から様々紹介され興味深かった。
自分で地域新聞を見たくなりました。
・平郵便局にて端書(はがき)や印紙が払底
・震災の影響が平駅の数字に現る・・・貨物の発送が増して到着は減
・妖商検挙の鉄槌・・・今回の3.11でも見られた状況と同じ
・震災を当て込んで暴利商現る・・・砂糖を10倍に
・殖林苗木の生産激減暴利を
・東京へ行く大工を募集
・揮発油不足、石城地方困惑
・12月歳末の様子、委縮不振・・・呉服店などは閉店のやむなきに
・各炭鉱、活況を帯ぶ、需要激増して
・大正13年1月16日・・・再び帝都揺らぐ・・・余震か
群馬県前橋市では関東大震災よりも大きかったと
5)関東大震災のルポの紹介
・竹久夢二・・・東京災難画信
・田山花袋・・・東京震災記
・川端康成、広津和郎、直木三十五
あっという間に2時間が。
吉田先生ありがとうございました。