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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

そば汁を作る・・・いわき

2012-11-19 12:57:12 | 豊間そば打ち道場

そば汁の在庫切れの為、
蕎麦用汁を午前中作りました。


いわき市江名の中田商店さんの鰹節とさば節を使いました。


昆布は日高産を使用。
しいたけは国内産を。

「かえし」は営業用では1週間から2週間で使用するようですが、
2ヶ月以上間寝かせますと
まろやかになりよりおいしくなります。
4カ月前の物を今回は使用。


保存にはカメが一番。
温度が一定に保たれますので。
常温で保存します。
涼しいところで。


いのししは
醬油については
「チョーコーのむらさき」を使用しています。

「かえし」の作り方とは:

材料:

醬油(濃口・本醸造特級以上のものをお勧め)・・・2ℓ
   (いのししは「チョーコー醬油株式会社のむらさき」を使っています。)
みりん                       ・・・225㏄
赤ザラメ(砂糖)                  ・・・335㏄

こいくちしょうゆのJAS規格について

標準・・・・・全窒素分(1,50%以上)
上級・・・・・全窒素分(1,35%以上)
特級・・・・・全窒素分(1,50%以上)
特級のうち
全窒素分1,65以上を特選
全窒素分1,80以上を超特選とされています。

全窒素分とは:旨みの目安のことです。


作り方:

 ①鍋に「醬油」を入れて火にかけます。
  火は中火にします。
  (強火にしますと醬油が鍋の内側に焦げ付いてしまいますので。)

 ②鍋の縁に白い泡が出てきましたなら、「赤ザラメ」を入れて、
  ゆっくりとかき回して溶かします。

 ③「赤ザラメ」が溶け切りましたなら、弱火にし、
  表面が落ち着いてきましてから、
  「みりん」を入れます。
 
 ④弱火にしたまま、しばらく置きます。
  表面が金色の格で覆われてきまして、
  泡の表面が開くようになりますと火を止めて完成です。

 ⑤これをさまして、できれば、カメを利用して、
   保存させます。
   (保存容器はいろいろ試しましたが、
    カメが一番で、今はこれを利用しています。)

 ⑥2か月以上保存してから
  「だし」とブレンドさせて使います。
  今回は4カ月物を使用。

  


「かえし」の役割とは:

 じっくり寝かせることで、
 醬油の角を取り、まろやかにさせる作用と、
 醬油の劣化を抑える効果もあるといわれています。
 言葉の意味は、「醬油」と「砂糖」と「みりん」を混ぜたもので、
 醬油を「煮返す」から出た言葉だといわれています。

 

だしの作り方:

 

水2Lとして
 ②干ししいたけ・・・・・・・・・・2枚
 ③昆布(今回は日高産)・・・20g
 ③かつお本節・・・・・・・・・・約70g
 ④さば節・・・・・・・・・・・・・・約50g

今回はさば節を多めに使いました。
毎回
配分は変えて楽しんでいます。

いのしし君としては「鰹節」が多いほうがいいのですが・・・・・
配偶者は「さば節」が多いほうがいいようです。
少し甘みが出ます。

作り方:

 ①鍋に一晩「しいたけ」「昆布」を入れておきます。
 ②それを中火で沸騰するまで煮ます。
 ③「しいたけ」「昆布」を取り出します。
 ④2種類の節を入れて最初は強火で、
   煮立ちましたら、
   弱火にし40分以上を煮出します。

   その間、こまめにアクを取ります。
   煮出す時間は個人によりかなり異なります。

   本などでは15分くらいのものもあります。
   日本料理のだしの取り方と「そば汁」のだしの取り方は違います。

   「そばのだし」を取るには、
   いのしし君は、
   時間をかけたほうがおいしいと感じています。   
   それで、いのしし君は、
   時間をかけて「だし」をとっています。
   40分くらいかけています。


 ⑤鍋に布をかぶせ、ゆっくりこします。
 ⑥一番だしが取れました
  (二番だしに使いますので節は別の鍋に取っておきます。)
 ⑦これと「かえし」を自分の好みに合わせ
   ブレンドしますと出来上がります。

「かえし」と「だし汁」をブレンドして、
おいしい
「そばつゆ」が出来上がりました。

なかなかうまくはいかないが
その時の味を楽しみます。