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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

民俗研究のパイオニアたち・福島県の場合・・・民俗学のススメ4回最終回

2023-12-06 13:06:34 | いわきの歴史
皇帝ダリア
少し残った物も
一昨日の寒さでダウン。
今年は残念ながら強風でほぼ全滅に。
来年また観られるでしょう。
期待したいです。

毎年たび切れないほどなるウリ
今年は猛暑と強風で、あまりならなかったです。
昨日上記を収穫し解体しました。
民俗学のススメ4回最終回
民俗研究のパイオニアたち
~福島県の場合~
講師は
岩崎真幸先生(福島県民俗学会会長)

p10の緻密な資料で詳しくお話しいただき
全国的にも先進的ないわきの活動を知ることができました。
特に今回は
福島県といわきの岩崎敏夫について視点を当てられましたので、
理解しやすかったですね。
いわきにおける民俗学の創建について理解が深まりました。

☆岩崎敏夫略歴
☆福島県における民俗学の発端に立ち会う
 ・日本青年館での日本民俗学講習会への参加
 ・民間伝承の会の発足
 ・磐城における活動・・・磐城民俗研究会など・・・昭和17年3月まで
○福島県内で最初に発足した民俗学研究者の組織・磐城民俗学同志会
○磐城高等女学校での活動
など多彩にわたる活動を当時の写真等も参考に
お話されわかりやすかったです。

岩崎先生
貴重な資料に基づくお話ありがとうございました。



「古代のいわきと西日本」~「和」郷のナゾを解く~・・・いわきの考古学講座1回目

2023-11-27 16:18:59 | いわきの歴史
いわき生涯学習プラザの生け花から。
いわきの考古学講座1回目
「古代のいわきと西日本」
~「和」郷のナゾを解く~
講師は
太田勇陽先生(いわき市教育文化事業団 調査係研究員)でした。


先生は
古代磐城郡の・・・(今の平・小名浜などの行政単位)
に注目し、いわきでも200年くらい研究されても
「和」がなかなか究明されないのを
研究されてきてその成果を今回
講座で述べられました。
今回のテキストから

いままで200年掛けて研究された
古代のいわき市域と「和」郷の候補地です。
いろいろあるんですね。

今回のテキストから

今回太田先生は
「和」は
四倉町名木(旧名木村)だと!!

1)古代のいわきの出来事年表
2)古代のいわき市域と「和」郷の候補地一覧
3)主な古代いわき市内の遺跡
4)「和名類聚抄」元和子活字本
5)いわき市内遺跡から出土した新出郷名
6)「磐城」郷の分布
7)「和」の記述
8)「和」郷諸写本一覧
9)大須賀次郎と磐城郡村誌
10)寛文7年本「和名類聚抄」に見る「和」郷の注釈
11)「三宝類字抄」と砂畑遺跡跡出土墨書土器
12)四倉町名木(旧名木村)周辺の埋蔵文化財包蔵地
13)古代磐城郡における古代道路の復元案
14)旧名木村の字限図に見えるこだわる一番道路痕跡
15)戸田条里遺跡付近の推定道路跡(南から)
16)戸田条里遺跡付近の推定道路跡(北から)
17)平川南氏による郷の配置案
18)太田先生の考える郷の配置案
など多岐に熱演されました。
いのししは山名説なんですが・・・・・

今後
「和」の研究が進みわかるといいですね。


いわきの考古学講座・今日から始まる!!・・・いわき市生涯学習プラザ主催

2023-11-26 09:48:44 | いわきの歴史
庭の皇帝ダリア、
強風で倒れながらも
いくつか咲いてくれています。



今日から、来年3月まで
5回開催されます。
☆古代のいわきと西日本
~「和」郷の謎を解く」~
講師は
太田勇陽先生です。

「和」郷の謎
なかなかわからないので、
是非今日解明したいですね。

今年度5回講座は
いわきの古代について
様々な角度から、
専門家によるお話しで、
理解を深める
または
わからないところを解明される
ようですので
楽しみです!!




室桜関「常役戦記」を読む2回目に参加!!

2023-11-10 16:56:32 | いわきの歴史
室桜関「常役戦記を読む2回目に参加
講師は上妻又四郎先生です。

戊辰戦争4年前(1864年)水戸藩の天狗党反乱時
磐城平藩からも幕府軍として反乱軍鎮圧に参加した
室桜関の「常役戦記」を読む講座です。

尊皇攘夷の前触れの出来事で
いのししも関心を寄せていました。
早すぎたことと、水戸藩の複雑な内部事情が基本的には
失敗に。

決起前の状況を今回は学びました。
☆水戸藩について
☆「大日本史」の編纂・・・水戸光圀による
☆大日本史の特徴(前期水戸学)
☆後期水戸学の始まり
☆九代藩主水戸斉昭について
☆後期水戸学の確立
☆水戸藩門閥派と改革派(尊皇派)・・・詳しく説明いただき理解できました
を理解した後で
常役戦記を読み始めました。

1864年(元治元年)3月27日
筑波山で挙兵。
はじめ60数名と。
次回から本格的に読み進めるので
楽しみです。
水戸藩の複雑な内部事情の丁寧な説明、
上妻先生
ありがとうございました。


いわきの民間信仰と石塔・・・三和町を事例に

2023-11-01 15:48:28 | いわきの歴史

鉢植えのブーゲンビリアがまだ咲いています。


民俗学のススメ・講座2回目
いわきの民間信仰と石塔・・・三和町を事例に
講師は
山田りぼん先生(いわき市暮らしの伝承郷学芸員)でした。

いわき市の三和町には様々な民間信仰、
それに関する石塔も残されている。
又、民間信仰の一部は今も伝承されているので
その変遷を学びました。

石塔は図面で存在している場所を教えていただきましたが、
いろいろな種類がありますが、
401が確認されています。

☆初めに・・・どのような民間信仰や石塔があるのか。
       人々の暮らしとどのように関係しているのか
☆三和町の概要
☆三和町の歴史・・・江戸時代を中心に
☆三和町の民間信仰と石塔
 ・馬匹信仰
 ・日待信仰
 ・月待信仰
 ・観音信仰
 ・山に関する信仰
 ・その他の石塔
☆終わりに
 三和町の民間信仰は
 その土地柄やくらしの変化の中で成立したものが多いと。
  現在では継承者不足、コロナの影響、交通上の変化により
 消滅する民間信仰や石塔もあると。

いろいろな角度から
説明をいただき
三和町にこんなに石塔があるのに驚きました。


以前に
暮らしの伝承郷で
道標の展示会を見たことがあるのを思い出しましたが、
又、
福島県浜通り地方の道標・・・
道の文化財(平成20年発行)
                3.11でなくなったものも多いのでは

沢山、残っているのに驚きました。

山田先生ありがとうございました。