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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

戊辰戦争~戦いの中での人々の心情~・いわき市暮らしの伝承郷館長講座

2024-03-25 10:56:37 | いわきの歴史
いわき市生涯学習プラザの生け花です。
雪柳で春ですね。
戊辰戦争については
講座に参加して各地の戦闘の場面は学んできましたが、
戦いの中での人々の内面の動きについては
取り上げられることはすくなかつた。

今回、夏井先生は記録の中から
その一端を語られました。
今後とも続きを聴きたいですね。

戊辰戦争
~人々の心のうち~
講師は
夏井芳徳館長でした。

☆第二次磐城平の戦い(1868年7月1日)
 ・・・中村茂平書上げ(磐城平藩戊辰実践記・藩士十六人の覚書)

☆磐城平城落城・出城箚記…神林惺斎

☆中村茂平書上げ(磐城平藩戊辰実践記・藩士十六人の覚書)

☆悲風平道地原・おおくまの民話(大熊町図書館刊)
などの資料で
話されました。

「白河郡衙遺跡群」講座に参加!!・・・いわきの考古学5回目最終回

2024-03-18 09:06:01 | いわきの歴史
いわき市生涯学習プラザの生け花です。
春らしい明るさです。
今朝のいわきは強風です。
注意したいです。
いわきの考古学5回目最終回
白河郡衙遺跡群
講師は
鈴木 功先生(白河市建設部文化財課文化専門研究員)でした。

今年度のいわきの考古学講座は
いわきの古代について
いろいろな角度から学んで
5回講座の最終回でした。

3月15日福島民報では
白河の天王山遺跡出土品が国重要文化財として
指定登録されたことを報じていました。

☆初めに
☆古代遺跡群
・下総塚古墳
・舟田中道遺跡
・谷地久保古墳
・野地久保古墳
・借宿廃寺跡
・関和久官衙遺跡
・白河関跡
☆遺跡群のつながり
☆国史跡指定の枠組み
 ・白河舟田・本沼遺跡群・・・645年の大化の改新前
 ・白河官衙遺跡群・・・・・・645年の大化の改新後
について研究の流れも踏まえて詳しく説明されました。


国の指定範囲です。

白河市では
小峰城の清水門の復元工事が
始まりました。
上記写真の清水門が2年後復元されるようですので
見に行きたいです。

日めくりカレンダー
☆才能は地下資源
 東京都 主婦の方
「文学賞にまた落選したから、もう書くのはやめた」と
教師の友人に話した時の一言でした。

「浜通りのお浜下りの地域的特色」の講演会に参加!!・・・いわき地域学会市民講座

2024-03-17 09:12:45 | いわきの歴史
庭の「クリスマスローズ」が
たくさん咲いてきました。
花が下向きですので撮影ができないのが残念です。
いわきの多彩な浜下り風景。
丹野先生資料から

いわき地域学会市民講座 第382回
浜通りのお浜下りの地域的特色
講師は
丹野香須美先生(福島県文化保護審議会委員)でした。


丹野先生の「浜通りのお浜下り」は、暮らしの伝承郷主催で2年前に。
先月、2月10日には「浜下りと東日本大地震」のシンポジウム
大國魂神社の「お浜下り」の震災前から震災後までの十数年を映像で見ましたが、今回、文化庁の調査・記録作成事業(令和4年度=令和7年度)
現在の事業講演になりました。

☆初めに:浜通りのお浜下りの定義等

「浜通りのお浜下り」について(祭礼行事)
 神が出御し、海浜に下がって潮を取り再び還御する行事です。
・事例1(男山八幡神社:南相馬市)
・事例2(大滝神社・鹿嶋神社:広野町「たんたんぺろぺろ」)
・事例3(大國魂神社:いわき市)
 いわき市・県指定「磐城大國魂神社のお潮採り神事」

☆いわき市の「お浜下り」について

・いわき市の「お浜下り」の特色
 ○4月8日に集中(7割)かだい
 ○御旅所でのサカムカエ
 ○漂着神伝承が見られる

・課題「浜下り」とは何か

☆「いわき市のお浜下り」」にも
 多様な要素がある
と、
いろいろな多様な様子をお話しいただけました。
丹野先生
ありがとうございました。

室桜関「常役戦記」を読む6回目(最終回)に参加!!・・・市民講座

2024-03-13 12:45:54 | いわきの歴史
いわき市生涯学習プラザの生け花です。
室桜関「常役戦記」を読む
6回目(最終回)に参加
講師は
上妻又四郎先生でした。

毎回、丁寧な資料と
がたどった地域を地図で追いながらの講座でしたので
リアルに戦いも状況が理解でき
よかったです。

戊辰戦争4年前、
当時の状況が読み解けた講座になりました。

わずか4年で
尊皇の明治政府ができるとは
ものすごい時代の流れに驚かされます。
☆10.24
・久慈浜までの追討
・和田出立
・この日の兵糧の遅れ
・夕刻近く村松に着く
・昼の糧食が晩に
・明日六いつつ土器に五つ時に
☆10.25
・雨で六つ時出立
・賊徒は久慈川を渉らず逃げたようだ
・久慈川に船留めノ命令が出ていたが中山氏の斡旋で無事渉れた
・平藩兵を天狗勢と誤解する
・中山氏の家臣より手厚くもたなされる
・桜関思い
☆10.26
☆10.27
☆10.28
☆10.29
☆11.1
☆11.2
☆11.3
☆11.4
☆11.4
☆11.5
☆11.6
桜関、24年ぶりに三箱の湯につかる
・長橋町、紺屋町、を経て、を経て、六間門出馬を降りる
などで帰宅した。
ここで、「常役戦記」は終了しました。

「常役戦記」後の水戸藩の状況を学びました。
☆その後の天狗党
☆その後の諸生党
本圀寺党の帰国
☆戊辰戦争中の諸生党
☆諸生党の終わり

6回にわたり
水戸藩の状況と天狗党の挙兵と
「常役戦記」での平藩からの鎮圧軍の記録を学びました。
明治維新わずか4年前の状況が学べました。

丁寧な資料と地図による戦いの状況
リアルでした。
上妻先生、
ありがとうございました


渋沢栄一といわきの近代~白井遠平と好間炭鉱を中心に~・・・まちづくり文化講演会

2024-03-06 10:12:27 | いわきの歴史
好間公民館前の碑です。

立派な碑です。
渋沢栄一といわきの近代
~白井遠平と好間炭鉱を中心に~
講師は
関内幸介先生(いわき地域学会幹事)でした。

先生は長く消防署にお勤めになり、
また草野心平記念文学館の副館長なども務められ、
歴史、経済、鉱物などに詳しく
いのししも、
戊辰戦争時の平でのいわきにおける政府軍病院の開設
など何回も、講演会を聴いてその博識に
驚かされました。

今回も丁寧な資料(保存版です)と博識な知識に感心してよかったですね。
テーマの白井遠平と好間炭鉱については
あまり触れらなかった(残念という声も多かった)のですが・・・

日本の明治維新後の日本資本主義を作った渋沢栄一:7月からは1万円札の肖像
(関係した会社は600社といわれるが財閥にはしなかったことが特徴です)。

渋沢栄一の合本主義をいわきの好間にて第一に実行した方が、
白井遠平(草野心平の祖父)ですので
いわきの明治初期の資本主義の成り立ちが理解でき
良い講座になりました。
資料も保存版です。
1)渋澤栄一・白井遠平・・・略年譜
2)磐城の初期資本蓄積
 ☆磐城騒動
 ☆牧乳共立社と第1内国勧業博覧会
3)合本主義の祖渋澤栄一との出会い
4)渋澤栄一利潤分配を説く
 ☆自然法
 ☆利潤分配制と雇用労働
5)余聞
をていねいな資料P8で
講演されました。

関内先生
いわきの明治時代初期の状況が理解でき
ありがとうございました。

参加者も多くいわきにおける
明治時期の初期を理解できたのではと思います
資料の一部を載せました。

貴重な資料でした。