先手の好みで77銀とする形も選べます。
(所司先生の本には36歩~25歩~56歩とする指し方も載っているのですが、似たような形を調べたし、先手がうまくいかないので省略します。)
後手は先に64歩を突いているので、65歩も選べます。本には25歩33角36銀以下を書いてあるのですが、難解なのでAIに聞くと、96歩94歩66歩同歩同銀
すぐに反発して先手が指せるようです。この図の評価値は+260です。AIの勧める進行例としては、35歩25歩54飛68金上42銀36歩同歩38飛
後手が伸ばした歩を2回も逆用できます。34飛36銀53銀35銀
34飛が逃げる場所によりますが、34銀と出て先手良しになります。(AIは74飛75銀同飛同歩66歩同角64銀を最善としていますが、先手良しは変わりません。)
戻って
後手は65歩は失敗なので、74歩25歩33角36歩63銀
左銀で中央を守るのは間に合わないとみて、右銀を前に出しました。45歩72金46銀42銀66銀54銀24歩
24同歩は35歩同歩同銀65歩34歩22角24飛
銀取りよりも2筋で飛のさばきが優先されて、評価値は+382です。32金77銀23歩26飛と進んで先手の作戦勝ちというところでしょうか。
なので
24同角のほうが本手となるのですが、55銀左63銀
55歩をむしって先手の言い分が通りました。ここで解説は47金ですが、AIに聞くと35歩同歩22歩のほうが優ります。
この図の評価値は+326の先手有利。
後手が木村美濃を優先するというか、右銀で中央を守ろうというのはうまくいかないようです。
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