名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-12 右四間飛車(41)

2023-07-31 | 基本定跡の研究

先手が穴熊に組むと端攻めで悩まされましたから

端を受けなさいというのがAIの教えです。評価値はちょっと上がります。

すると駒組が2手遅れるわけで、囲いを優先すればこの図になるでしょうか。すると一番最初に調べた65銀を決行されるかもしれません。65同銀同桂66角59銀

49飛68銀成同金54歩

この図の評価値は+201あって、先手は25銀が最善のようです。35金36銀

36同金同歩55銀37桂

角は取られても65桂を取れそう。24角に47金がしっかりした受けです。66銀同歩38角

48飛29角成65歩同歩

まあまあ妥当な攻防ではないでしょうか。角歩と銀桂の交換-馬は同等と見て、後手玉のほうが堅く、攻め駒は3対1、形勢は互角です。評価値で見ると+86ほどに悪化しています。これは39馬から飛を追いかける千日手が関係しているようです。先手としては67金(飛を広く逃げられるようにした)19馬75歩同歩56金左・・・や、25銀15角34銀19馬64歩・・・が候補になっています。ただ上の図だけ見てみると、先手が悪くはないといえ、穴熊に囲って右四間飛車で攻めるだけ、という展開ではないです。この戦型を選ぶ魅力が減っていると言えるでしょう。もっと工夫が必要です。

 

 


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