名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-6 先手三間飛車に左64銀急戦(8)

2023-12-21 | 基本定跡の研究

昨日の続きです。

75歩に67銀76歩同銀72飛67銀64歩

36歩63銀37桂74銀98香75銀

95角に71飛を昨日調べたのですが、後手もちでした。他の手としては74飛があります。

76歩66銀同銀同角75銀

似たような形で、ここは94飛66銀95飛が良いとされていた定跡もありましたが (詳細を思い出せません) 、96歩94飛75銀・・・飛をねらわれて難しいようです。AIによると94歩59角 (これが最善で、74銀95歩68飛93角打は後手有利) 

75飛同歩69銀77角

振り飛車らしい返しがあります。77同角成同飛58銀不成同金66角

一見は後手優勢なのですが。25桂と跳ねるのが攻防で、39銀37玉48金67飛

24歩 (受けの意味もある) 66飛58金49銀打

この図の評価値は+213の先手もちです。後手の攻めが細いようです。

変化としては

25桂39銀37玉に77角成

飛を取るのですが、すると33銀からの詰み筋が気になります。77同桂44銀66角

この図の評価値は+441の先手有利。69飛ならば33銀同銀同角成同桂同桂成同玉45桂22玉33角31玉22銀32玉11銀不成

即詰みは無いものの、ほぼ必至がかかります。

なので昨日見たように、

74飛ではなくて71飛のほうが良さそうだ、ということなのでした。

 

コメント
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