淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

秋野不矩 の「平安神宮」      [618]

2014-04-20 22:33:45 | 淡彩スケッチ
    
               秋野不矩 「平安神宮」

         

         
           最近 絵画教室で描いたもの  石膏頭部スケッチ F6

     『 絵画でめぐる「京都・美の探訪」』(明石市立文化博物館)を観に行って来た。
     唯一点、秋野不矩さんが紅しだれを描いている [平安神宮] を初めて観るために。
     それほど好きな人である。
     この作品は、文化功労者に推され、文化勲章も受章されたこの人の、93歳で亡く
    なられた2年後の大回顧展には出ていなかった。
     しかも、この人の作品には、インドの厳しい自然、風物や精神性の高い宗教を画題と
    したもの、人物、動物を描いたものは多いけれど、花を描いたものは少ないのである。
     それだけに是非観たかったのである。
     朱の門柱や扉の向こうに、大きく広がる枝垂れ桜の鮮やかさは凄いものであった。

     他にも、京都の自然、風物、町並みを多くの画家たちが描き表していた。
     山本倉丘、堂本印象、上村松篁、鶴田憲次、池田遥邨、向井潤吉、津田周平、芝田米三 等
     展示作品は全て京都府立綜合資料館所蔵のものばかりであった。