浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

プロのギャンブラーに出会う(笑) … スーザン・アンダーセン♪

2015年02月09日 | スーザン・アンダーセン

ロマンス小説を読んだが故に、広がる世界。

一番大きかったのは、アメフトとの出会い(笑)ですが、スーザン・アンダーセンの作品からも色々教えて頂きました。

 まずは、パチンコも競馬も、ましてや競艇も馴染みのない私。(カジノには行ったことはありますが(笑)。)この世に ポーカーのプロがいるとは知りませんでした。プロなので、もちろんギャンブルがお仕事。賞金で食べていると言うこと。どうやって?

なんでも世界中でポーカーの大会が行われているらしい。中でも最大の大会が、ギャンブルの本場、ラスベガスでの大会。プロが集まるこの大会、メインの大会は参加費100万円、賞金総額60億円。世界が違い過ぎて良く判らない…(笑)。

この大会は、全米で放送されているそうです。見てみたい…。(ポーカーのプロの中で一番稼いでいる人だと、年間20億円くらいだそうです。)上記の大会の中でも、一流のプロか、億万長者でないと参加しないのが、参加費1億2千万円、賞金15億円のイベントでしょうか。(参加費が1億2千万円って…)

 で、上記大会に参加するべくラスベガスを訪れたのが、スーザン・アンダーセンの『この賭の行方』に出て来るヒーロー、ジャックス・ギャラガー・マコール。(マコールと言うには、アイルランドまたはスコットランド系の苗字らしい。)

対するヒロインはポーランド系の赤毛のショーダンサー。トップレスもありのダンスショーのため、軽い女性と思われてますが、実は超奥手。

理数系の天才で、プロのポーカー・プレーヤーのヒーローと、小さい頃から働きずめのショーダンサーの話は、派手な職業に似合わず、地に足が着いた二人と、ヒロインの親友(同じくショーダンサー。次作のヒロイン)や隣人、ライバル、家族等様々な要素を織り交ぜながら、楽しく書かれています。

ただ、記載がなかったので、実は次作のスピンオフ作品、『氷のハートが燃えるまで』を先に読んでしまったので、せっかくのエピソード等の魅力が減ってしまった感があります。(結構、色々関係して来るので、スピンオフ作品って一言書いといて欲しかったです、MIRA文庫さん。)

で、先に読んだからなのか、 『氷のハートが燃えるまで』の方がお気に入りです。

ヒーローは、ドイツのハーフ、ラスベガスのホテルのカジノの保安部副部長。ヒロインは、ショーダンサー。実は大学出。犬・猫大好きで4匹飼ってます。そしてこの作品で知ったのは、ペットセラピー・プログラムのこと。

癌等で入院している患者、特に子供たちが触れ合えるように、自分のペットを連れて行くプログラム。辛い入院生活が少しでも楽しいものになる様に、との主意。ヒロインはこのプログラムに積極的に参加しています。

日本でもこの手ことがされているのかな?外国程、日本はペットに肝要じゃないから無理かな。結構大きな犬でも家の中で飼ってたりするものね、外国では。中世のイギリスが舞台の映画を見ましたが、お城の中で犬が走り回っていたので、ビックリ。そうか、O.K.なのか(笑)。ま、靴文化だし、中も外もそう変わらないのかも。

 彼女の作品では、他に〈海兵隊〉シリーズがあります。

最初の2冊がラズベリーブックスから、残りの2冊がMIRA文庫から出ています。(… 続いているのに …)個人的には、ラズベリーから出ている2冊がお気に入り! めちゃ再読してます♪

タイトルは、『スウィートハートは甘くない』と、『シュガーキャンディーはご機嫌ななめ』。どちらの作品も事件がらみ。

『スウィートハートは甘くない』は、殺人事件、『シュガーキャンディーはご機嫌ななめ』は誘拐事件が起こります。そしてそれぞれの関係者なのが、ヒロイン&ヒーロー。ヒーローももちろんかっこ良いのですが、ヒロインがとっても魅力的♪

特に『シュガーキャンディーはご機嫌ななめ』のヒロインは、モンローみたいな見た目なのに性格がめちゃ良いシェフ。可愛いんだなぁ、彼女が。もちろんロマンスもしっかりあって、最後まで楽しめます。

 MIRA文庫からの2冊は、『プロムローズは落とせない』と『ハニーは涙を流さない』。あまりに初めの2冊がお気に入りのため、この2冊の再読がままならず、あまり覚えてない(笑)。

でも、再読してると新しいロマンスに出会えないし、でも良い本は何度読んでも良いし、日々ジレンマ(笑)!

 

ところで、スーザン・アンダーセン、寡作なのか、本国アメリカでも20冊くらいしか出版されてない様子。日本では、私が知ってる限り、上記6冊+オムニバスの『キス・キス・キス』(ヴィレッジ)があるくらいです。他の作品もいつか翻訳されるのでしょうか??

 

 

話は違いますが、先週行われたスーパーボール!(アメリカでの視聴率は47.5% !すご過ぎ(笑) 。)

「ペイトリオッツ」が勝ちました!

最後まで勝敗の判らない、本当に良い試合でした。

試合の残り時間40秒を切ってからのインターセプトで、どうにか勝ちました!

パスを決め続けたブレイディ、満身創痍のエデルマン、サックを決めたニンコビッチ、脅威のインターセプト・新人コーナーバックのバトラー他、選手のみなさま、お疲れ様でした。

来期も楽しみにしております♪