散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

ゆとりの気持ちで

2006年05月11日 | Weblog
先日、中央市民病院への行き帰りにマサシは電車の中でずっとしゃべっていました。
いつものこだわっていることを繰り返し、繰り返し言っています。

何かで落ち着かなかったり、不安だったりした時によくあることです。
たまに外出すると、ざわざわした人込みの中は落ち着かないのかもしれません。自分で言っているだけならまだしも、それにたえず答えなくてはならないのはちょっと疲れます。でも「今日はやけにしゃべるなあ~」と思うと何かおかしくもなります。
私自身の気持ちに余裕があると、ゆったりと向き合えます。逆に余裕がない時は腹が立ったり、イライラしたり…。

おじいちゃんが入院して、その後リハビリのために老人保健施設に入所しました。
入院する前は介護の疲れで、私はたえずイライラして、ちょっとしたことでも腹が立ったりと本当に余裕のない気持ちでマサシにも接していました。
今は解放されて楽になり、ゆったりとした気持ちで毎日を過ごせます。だからマサシがしつこくこだわったり、何かでイライラしてもそれほど気にもならず、おだやかに接することができます。これはマサシにとってもいいことで、もし私までがイライラしてたりしたら、それを感じとったマサシはますます落ち着かなくなる。悪循環になってしまいます。

“自閉症の子に接する時はおだやかに” 忘れないようにしましょう。

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