三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 10月6日 継続は努力なり

2014-10-07 | メンテナンスお気楽日記
俳優の笹井英介さんの実家は金沢で機料店を営んでいます。先代は銀行員でしたが成長産業であった
繊維企業からの要望?で、幅広い人脈を糧に繊維産業のお世話役を家業としました。

現在は三男が家業を継ぎ、金沢の中心部にある店舗を守っています。
しかし時代の習い。先代の様な楽?な商いは無くなり、むしろ厳しいのが現実。

どんな時代にも、求められる成長産業はあります。今は高齢者サービスが花盛り?
ず~っと昔から言えば、映画館にボーリング場。貸ビデオやゲームショップもありました。

確かに、雨後の竹の子じゃないけれど、ちょっと出来過ぎの感もあったが、やはり時代の欲求?
葬儀ホールに関しても、結婚式場が葬儀場に変わるのも見てしまえば、お金のニオイも感じ得ない。


欲求に満足を提供するのが「商い」だとすれば、時代の波(風)に後押しされるのも当然の「商い」
しかし、波(風)がおさまった時、船はどう動けばイイのだろうか?

その為には、オールを使ったりスクリューで前に進む方法があります。
風が無くても、漁師は海で魚を獲りたいし、商人は荷物を遠くの港に運びたい。欲求は無くなった訳
ではない。

手間を惜しまず専門的に漁をしたり、経費を削って多くの荷物を運ぶなど、生き残りを模索。
そこには、顧客の欲求に答えるべき「努力」と「技術」が必要となります。


以前「これだけ撚糸工場が減れば、うちに仕事が入って来るから、もう少しガマンすれば・」なんて
おやじもいたが、待っているだけではボタモチは落ちてこない。だから、今だに休業状態?

何がいけないのか?それは自分の生活ばかり心配して、客先を見ていなかった(見えなかった)
客先を理解すれば、自分ができる「攻め」の方法も見えてくる。技術なのかサービスなのか?


特に最近の顧客には二代目・三代目が多くなった。親の時代の繁栄を維持するだけでも必死。
感じるのは「笑顔がない」守ろうと思うから悲壮感が顔に出てしまう。

自分に出来る「攻め」。それを考えれば、もっと仕事を楽しめるし、笑顔で行動できる。
継続とは結果であり、その時代、その代でのニーズと改革のたまものでしかない。


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