三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 10月24日 昔ばなしは禁句?

2013-10-26 | メンテナンスお気楽日記
                                     絹撚糸産業

6時前には高速に乗りたくて、5時半過ぎの出発。
外はまだマッ暗、季節だけはどんどん変わっていく。

灯りの点いているのはコンビニばかり、それにしても数の多さに今さら考えてしまう。
「人のやらない商売だから儲かる」?なんては聞いてはいるが、駐車している車がない
ってことは、客がいないってこと。地方ではコンビニの出はいりも多い。

高速ではまだ、トラック便ばかり。やはりトラック物流には感謝しなければいけない。
なんせ、3時過ぎに出した荷物が、翌日には関西や関東まで届く、便利な世の中になった。

なんて、バカな事をいろいろ感心しながらの一人旅。9時過ぎには京都へ到着。
今回の搬入は、京都の街中、御所や二条城の近く。なんせ道は狭いし一方通行も多い。

何とか目的地に着いたが、車を止める場所もない。で、近くのコインパーキングに入る。
仕事に来て駐車料金がいるなんて常識?は、田舎のおっさんには無かった。

午前中いっぱいは、大阪の業者と仕事をして、午後からは絹糸商社や客先に顔を出す。
りっぱなビルの事務所の会社もあるが、やはり老舗の店舗はおもむき?がある。

中庭を望む応接間には、電話でしか話したことのなかった業者顧客も呼んでくれていた。
当然ここでは話に花が咲く、約2時間の懇談もあっという間?

話題というか課題?はやはり「後継者」問題。いくら何拾年と続いてきた商いでも
生産工場が無くなれば、継続は難しい。機械屋としても機械の維持も出来ない。

工場主や女工さんの平均年齢が70才?。自分の地元でも一番若い工場主が62才では
笑い話にもならない。対策も考えられるが、いち個人や一業者では無理な話。

話の隅々に「昔は」「昔は」なんて言葉が出てくること自体、衰退の危機。
物事は前向きに考えなければ、前進も維持も出来ない。カラ元気でもけっこう効果は出る。

と、あれ、昔話に付いていける自分がいることにもハッとさせられる。

p/s 機械の納品先は、若手の企業グループだった。ちょっと安心。



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