三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 10月 10日 出張費の話

2013-10-09 | メンテナンスお気楽日記
メンテナンスにとって、出張費は必要経費です。
だって、機械が倉庫の持ち込まれる事は、まず無い。客先での修理やメンテとなります。

車に工具や部品、時には小型ワインダーを積んでの客先訪問。
ネット客と言うよりも、やはり旅先の機料店からの依頼のほうが、まだまだ多い。

全国?の機料店にしても、職人さんと呼ばれるメンテ要員を抱えることが難しくなり、
自分の得意分野は自店で対応できるが、ワインダーは三筋に任せたほうが楽?

工料に紹介料をつければ、立ち会うだけで自店の儲けとなる。しかし出張費が問題。
県内でも能登方面なら80k、金沢なら30k加賀市なら10k。ちなみに福井なら5~90k。

これが、京都・奈良・和歌山・兵庫や長野・山梨。新潟の十日町となると一日一件仕事。
まだ撚台職人の様な、泊り仕事が無いからイイが?、日当経費は当然、客先負担となる。

自分の場合は、片道の距離で概算します。福井なら50kで出張費5000円。
「合うか?」とも言われますが、景気や一人出張を考慮すれば、儲けは入れられない。

好景気?時代のメンテナンスでは、金沢の某メーカーに依頼すれば職人グループで行動、
小松工場ならば1時間2万円とも言われましたが、今はとても無理。当然グループも無い。


市内仕事では出張料は頂いていなかったが、昨今の撚糸工場や捲き工場の廃業。
一日の依頼件数も極端(過ぎる)に少なくなり、次の現場までの距離も大幅に伸びた。

機料店でも、儲けの薄い部品の配達には躊躇せざるを得ないと言う。
しかし、お付き合いを考えれば配達に車を走らす。けっこうみんな人のイイひとばかり。

相談や問い合わせがあれば、電話での対応はしているが、やはり現場は確認したい。
でも「近くだったらネー」で終わることも多い。やはり出張費はお客さんにとっても負担。

正直、出張費の方が多くなる仕事は、やはり気が引けます。でも、行かなければ直せない。
だから、短い作業時間で終わる仕事でも、お客の満足を一番に考えなければならない。

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