霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

「41人の嵐」

2024-08-20 11:49:47 | 書籍

 図書館で「山と渓谷」の最新号のページをめくっていたら、

懐かしい両股小屋の「41人の嵐」の本が文庫本で復活しているのを

見つけました。

近くの書店でその本を見つけて、さっそく手に入れました。

 

 私は1979年の夏の期間に、広河原ロッジでこの著者とアルバイト

をしていました。

爆竹とハイライトのたばこが好きな、少し風変わりな年上の女性で

した。

登山技術はその頃10年近く山を歩いていた自分から見て心元ない感

じですが、そのことを隠しもしないでしっかり記録に残しています。

 娘が二十歳の頃、山岳会の後輩と両股小屋に出向いたことがありま

すが、両股の主のようでうれしく思いました。

2回目は広河原から北岳と間ノ岳に登って、バカ尾根経由で両股小屋に

厄介になりました。

シーズンが終わるころで、カラマツの黄色が目に焼き付いています。

 元気な内にまた訪れたいと思ったのですが、2017年の台風で広河原か

ら北沢峠行きのバスが三好沢の決壊で不通になっていて、長野県側から

しか出向けないのが頭痛のタネです。

山梨県の身延から奈良田に出て、そこから広河原経由で両股小屋の林道

を3時間ほど歩いて会いに行きたいです。

 

 

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