日本の低山は放棄した植林地が目につきます。
中に入ると手入れをしていなくてヒョロヒョロとした木が茂っています。
植林地を強制的に伐採して広葉樹を植林した土地も目につきます。
どうも低山が木々に覆われたのは第二次世界大戦以降の事らしく、昔の人は深い森の
低山にはあまり馴染みが無いようです。
一本100円程でスギやヒノキを植林していた事があるようです。
これだけの金が手に入るのなら、私もしたいよ~。
そんな事を描いた本を天気が悪い日にのんびり図書館で読んでみました。
今までの日本人はホントの自然界を理解できずに、畑と同じように山地を理解して
いたようです。
植林されたスギやヒノキの多くが種からでは無くて、クローン(挿し木)が使用され
たってホントかな。
が、当時の植林の多さを見るとホントっぽいね。
挿し木だと根っこが地中深くに成長していなくて、風倒木が増えるようです。
見える部分だけ力をいれて見えない部分には全く力を入れていない事って、なん
か工業製品にも共通する事例みたいですね。