霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

幕末明治の富士山

2018-06-09 21:11:38 | 書籍

 三島の気温は30度を少し超えて暑い暑い。

図書館に行くと富士山の本がいっぱいです。

富士山の本を一冊借りて見てみました。

一番気になっていた周辺の植生です。

今はどこに行ってもスギやヒノキの植林地が目に付きますが、

江戸時代から明治時代、そして戦前までは平野にあまり高い木が無いようです。

写真では平野は水田で開発されているし、山も奥山以外は結構開発されています。

人口も今より非常に少なかったのに、食料を手に入れるには広い面積が必要だったようです。

今は他の国から食料を調達していますが、それが止まったら日本はどうなるのかな。

食料の生産地を見てみると、今の日本が置かれている現状を考えてしまいます。

コメント
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