野山を歩くと最近シカの被害を良く目にします。
シカもそんなに珍しくなく、富士山や天城や丹沢では普通に見られます。
1世紀前に日本から絶滅したオオカミの復権が叫ばれて久しいです。
日本オオカミ協会の会長 丸山直樹氏著(東京農工大学名誉教授)の
オオカミが日本を救う の本を読んできました。
専門書なので地方の本屋さんにはありません。
地元の三島の図書館で検索したのですが所蔵がありません。
隣町の函南町の図書館にはあるようなので ママチャリで出掛けました。
得意の斜め読みで2時間ほど目を通しました。
今回初めて知った情報。ニホンオオカミはハイイロオオカミと断定されたようです。
日本固有の種との認識は改めなくてはなりません。
ハイイロオオカミなら、世界にも沢山生息しています。
導入は更にハードルが低くなりました。
が、山の中で野犬に囲まれた経験と、野生化したドーベルマンに脅かされた経験があるので
放獣されたハイイロオオカミに出会ったら、冷静でいられるかな~。
山に入るに今より武装する事は間違いなさそうです。
図書館の外に出るとまだ日が高い。
昨年の3月に山に行く途中、交通事故に巻き込まれて亡くなったEさんの墓参りに出掛けます。
伊豆長岡にお墓があるのですが、妻と2回も来ているのにお墓がどこにあるのか分からずずっと気になっていました。
今回は住職に場所を聞いてやっと手を合わせることができました。
私より数ヶ月年上の活発な女性でした。
私のバイクの後ろにも乗せた事があったり、職場の健診で出向いた診療所で働いていたり。
すこしばかり私とは縁があった女性でした。
肩の荷が少し降りた気がしました。
帰り道の狩野川サイクリングロードからの富士山。
ふわ~っとした雪が積もっています。
山頂は強い西風が吹いているのか雪炎が上がっていました。
今回の散歩の大発見。
最近、開通した伊豆縦貫道の下の道には広い歩道と自転車専用レーンが設けられていました。
ここは、昨年の誕生日プレゼントで自転車を贈られた孫の自転車の練習場に最適かも。
安心して自転車を乗れる場所って限られるからね。
孫と富士登山の夢はまだまだ遠そうですが、自転車のサイクリングならそう遠い日ではないかも。。。