![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0c/9e930fae7fb3c244d67663198169260a.jpg)
なんと言えない不思議な味わい。・・・・・だけど。
きれいな女優、かわいい子役、役にあった俳優、俳優さんというのは、何かがある。カリスマっていう言葉一つで表わすのは、安易すぎる何か。完璧すぎる何か・・・・。それを持っているのが、このシアーシャのように見えた。
くるくる回る表情、はつらつとした若さ、ときに見せる老練の振る舞い、見事にバランスのとれたお顔。神様って、ほんと不公平ですわ。ま、うらやましい・・といってもしようがないので、見て楽しむしかないですが、彼女らしい魅力を十分に引き出した作品だと思います。
人を見たら泥棒と思え!なんてさっぱりなかったころ。そう考えると、何とさもしい時代になったんだろう・・・と肩を落としたくなります。
14歳の少女が行方不明に!犯罪に巻き込まれたのか?警察は家出なんではないの・・・と、少々安易に考えていたのだが、大量の血液が発見され、生存は絶望的。でも死体は見つからない。
残された家族は、奈落の底に突き落とされ、ばらばらになってしまう。立ち直れない。立ち直れるはずもない。でも、生きていかなければならないのだが、彼女をこの世界から消えさせた奴を見つけなければ、到底この場所から進むことはできない。
殺されてしまっていたスージー。初恋を感じ、家族に愛され、毎日を生命力あふれる思いで過ごしていたのに、わずか14歳で、その人生を断たれてしまった。彼女もまた、前に進むことができない。いわゆるあの世の世界の中で。
家族の絶望が、彼女を成仏させない。成仏ってのはおかしいけど、この際一番ぴったりな言葉だと思う。でも、いつか前に進まないといけない。死は死として受け止め、生きてる自分たちはどうすべきなのか?死んでしまった人が成仏したと思うためには、生きてる人の受け止めが必要なんだ・・・・ということだ。
ということで、話題の映画。超オタクのこだわり監督なもんで、凝ってる凝ってる凝ってる。場面の一つ一つの造りが並みの凝り方ではない。いわゆるあの世の世界観の表し方。ものすごいイマジネーションで、それを表現しちゃってるのがさらにすごい。
だいぶ前の映画だが、『奇跡の輝き』を思い浮かべながら見ていた。あれは、死んではいないが、夢の世界というか、奈落の世界に迷い込んでしまった主人公の様子だったが、ちょいと近いものを感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/0a/6ea5a06dff78f41c3eeba3820e16b4eb.jpg)
うーん・・・・・。すごいし、きれいだし、ぐろいし、監督のこだわりがびしびし伝わってくるのだが、映画全体のバランスが、ちぐはぐに感じてしまった。どう表現したらいいのかピタッと来ないが、一番表したかったのが、家族愛なのか、あの世の境目の世界なのか、そこを乗り越えられない何かなのか、犯人捜しなのか、家族の再生なのか・・・。盛り込みすぎたかな・・・。
でもって、カタルシスが弱いのがすとんと落ちなかったが。職人技が際立ちすぎたのかも。決して悪くないし、シアーシャの魅力は満載なのだが、なんかすっきりしない。それをあおったのがエンドロール。せっかくの余韻をぶち壊すくらいの長い長いエンド。あれはどう考えても長すぎ。我慢の限度を超えてしまった。「LOTR」みたいな映画の長すぎるエンドとは、質が違う。
◎◎◎○
「ラブリーボーン」
監督 ピーター・ジャクソン
出演 マーク・ウォールバーグ レイチェル・ワイズ スーザン・サランドン スタンリー・トゥッチ マイケル・インペリオリ シアーシャ・ローナン ローズ・マックィーバ クリスチャン・アシュデール リース・リッチー キャロライン・ダンド ニキ・スーフー
きれいな女優、かわいい子役、役にあった俳優、俳優さんというのは、何かがある。カリスマっていう言葉一つで表わすのは、安易すぎる何か。完璧すぎる何か・・・・。それを持っているのが、このシアーシャのように見えた。
くるくる回る表情、はつらつとした若さ、ときに見せる老練の振る舞い、見事にバランスのとれたお顔。神様って、ほんと不公平ですわ。ま、うらやましい・・といってもしようがないので、見て楽しむしかないですが、彼女らしい魅力を十分に引き出した作品だと思います。
人を見たら泥棒と思え!なんてさっぱりなかったころ。そう考えると、何とさもしい時代になったんだろう・・・と肩を落としたくなります。
14歳の少女が行方不明に!犯罪に巻き込まれたのか?警察は家出なんではないの・・・と、少々安易に考えていたのだが、大量の血液が発見され、生存は絶望的。でも死体は見つからない。
残された家族は、奈落の底に突き落とされ、ばらばらになってしまう。立ち直れない。立ち直れるはずもない。でも、生きていかなければならないのだが、彼女をこの世界から消えさせた奴を見つけなければ、到底この場所から進むことはできない。
殺されてしまっていたスージー。初恋を感じ、家族に愛され、毎日を生命力あふれる思いで過ごしていたのに、わずか14歳で、その人生を断たれてしまった。彼女もまた、前に進むことができない。いわゆるあの世の世界の中で。
家族の絶望が、彼女を成仏させない。成仏ってのはおかしいけど、この際一番ぴったりな言葉だと思う。でも、いつか前に進まないといけない。死は死として受け止め、生きてる自分たちはどうすべきなのか?死んでしまった人が成仏したと思うためには、生きてる人の受け止めが必要なんだ・・・・ということだ。
ということで、話題の映画。超オタクのこだわり監督なもんで、凝ってる凝ってる凝ってる。場面の一つ一つの造りが並みの凝り方ではない。いわゆるあの世の世界観の表し方。ものすごいイマジネーションで、それを表現しちゃってるのがさらにすごい。
だいぶ前の映画だが、『奇跡の輝き』を思い浮かべながら見ていた。あれは、死んではいないが、夢の世界というか、奈落の世界に迷い込んでしまった主人公の様子だったが、ちょいと近いものを感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/0a/6ea5a06dff78f41c3eeba3820e16b4eb.jpg)
うーん・・・・・。すごいし、きれいだし、ぐろいし、監督のこだわりがびしびし伝わってくるのだが、映画全体のバランスが、ちぐはぐに感じてしまった。どう表現したらいいのかピタッと来ないが、一番表したかったのが、家族愛なのか、あの世の境目の世界なのか、そこを乗り越えられない何かなのか、犯人捜しなのか、家族の再生なのか・・・。盛り込みすぎたかな・・・。
でもって、カタルシスが弱いのがすとんと落ちなかったが。職人技が際立ちすぎたのかも。決して悪くないし、シアーシャの魅力は満載なのだが、なんかすっきりしない。それをあおったのがエンドロール。せっかくの余韻をぶち壊すくらいの長い長いエンド。あれはどう考えても長すぎ。我慢の限度を超えてしまった。「LOTR」みたいな映画の長すぎるエンドとは、質が違う。
◎◎◎○
「ラブリーボーン」
監督 ピーター・ジャクソン
出演 マーク・ウォールバーグ レイチェル・ワイズ スーザン・サランドン スタンリー・トゥッチ マイケル・インペリオリ シアーシャ・ローナン ローズ・マックィーバ クリスチャン・アシュデール リース・リッチー キャロライン・ダンド ニキ・スーフー
ただ、全体としてみると、どうも登場人物の絡み具合が薄いというか、バラバラな気がして。それぞれの行動による因果関係が見えてこないのがどうにも…。キャラクターの設定に従って行動し、それが様々な絡み合いを見せるのがドラマとしての面白い部分だと思うのですが、設定だけ見せておいて、何にもしないだとか、してもそれが他の人にあまり影響も及ぼさないのでは…。
金庫のシーンは、まあそういう終わり方もありなんだとは思います。(個人的には好きではないですが。)少女らしい最後の願いだったし。でも何も最後の最後でなくてもよいと思うんですけどね。
すっごく期待して行ったモンですので、
“凄く落差のある肩透かし”を喰らった心境です。
泣けなかったし、全然ハッピーエンドじゃないし、何かも~映画全体が(出来も含めて)悲しかったです。
でも、よくよく考えたら、ピー・ジャクって元々こんな監督だったな~と再認識させられました(^^;。うん、悪趣味!
神様不公平だ・・。
そうそう、役者はどなたもぴたっとはまって、見事だったんですが、なんかちぐはぐでしたね。
原作がある本なわけですから、その通りなんでしょうが、もっと読み手や見る方の欲しい流れ?要求に答えるような展開であってもよかったような・・。
なんかあれじゃ中途半端なカタルシスで。
「第9地区」は・・・どうなんでしょうね。
スピルバーグには一切期待を持たない私です。なは。怒られるかな・・・。
やっぱピーター・ジャクソンには期待しちゃいますよね。
「LOTR」なんて、凄いものを作っちゃいましたから、二番煎じも出来ないだろうし、難しいとこですね。
シアーシャちゃんは可愛かったんですけどねぇ・・・映画はとっても微妙でございました。
>映画全体のバランスが、ちぐはぐに感じてしまった。
私もそうでした。
あと、、、「これが伏線?」なんて思いながら観ていたものが全部放りっぱなしで、、、ちょっとガックリきてしまいました~
現実には発見されない遺体となってしまった人も多いことから考えても、最後にスージーらしい可愛い天罰を与えられて、よかったんじゃなかと思いました。
子供を持つ身としては、他人事じゃないですねー
そんな感じが否めませんでした。
彼女を使わなかったら、ここまでフューチャーはされなかったかもですね。
死に納得なんか行くはずもないですが、世にとんでもない事件は後を絶たず・・。
さもしい世の中です。やですね。
挑戦したそうで・・・。
確かにポイントが絞れていなかったのかも
しれないけど、私は彼の挑戦は凄かったんじゃ
ないかななんて思いました。
あの世と現世の狭間、これを映像化するという
のは至難の業?を見事に表現したのはう~ん
やったなあって感じかも。。。。
「奇跡の輝き」ですか。いつ頃の作品ですか?
また教えて下さい!
感動するとか涙するとかを求めていた訳ではありませんが、ちょっと肩透かし喰らっちゃった感じはしました。
スージーは成仏したと思ってあげれましたが、何だか釈然とできないのは、お国柄の違いでしょうかねぇ(苦笑)