迷宮映画館

開店休業状態になっており、誠にすいません。

ラブ・アクチュアリー

2004年01月29日 | ら行 外国映画
19人の男女が織り成す愛の物語。この世界は『憎しみ』と『復讐』だけなのか。いやそんなことはない。9月11日の犠牲者が残したメッセージは『愛』のメッセージだった・・。の言葉から始まる。これにぐぐっと来てしまう。そして、ヒースロー空港の様子。空港内には久しぶりの再会でみせる、恋人達、親子、友人達の本当に心からの笑顔があふれている。 売れない作家と言葉の通じない女性との愛、2年と7ヶ月片思いのキャリア . . . 本文を読む

イン・ディス・ワールド

2004年01月26日 | あ行 外国映画
パキスタンの難民キャンプで育った孤児のジャマール。故郷に戻ることも出来ないアフガン難民だ。従兄のエナヤットの父が金を出してくれて、エナヤットとともにロンドンに旅立つことになった。難民キャンプしか知らなかった彼等、初めて世界に旅立つ。しかし、その旅は常に死と隣り合わせで、言葉も通じず、見ず知らずの“人の運び屋”に自分をゆだねるというものだった。果たして、この旅の向うにあるものは何なのか? 名匠の冠 . . . 本文を読む

飛ぶ教室

2004年01月26日 | た行 外国映画
ライプティヒにある聖トーマス校。ここに転校してきたのが、今まで6回も学校を退学してきた筋金入りのヨナタン。この学校にも期待はもっていなかったが、寄宿舎の仲間に、生徒に理解をみせるベク先生の「正義」ぶりにしっかり魅せられ、すっかり聖トーマス校が気に入ってしまった。 寄宿舎の仲間たちと、通学生達の間には因縁があって、仲が悪い。ことあるごとにぶつかる。どちらにも名誉があって、なかなか譲らず、真面目な戦 . . . 本文を読む

シービスケット

2004年01月20日 | さ行 外国映画
アメリカ西部で自動車王となったチャールズ・ハワード。腕一本で成り上がった彼だったが、最愛の息子を亡くしてしまい、それがいつまでも心に傷を残していた。 最後に残ったカウボーイ、トム・スミス。西部開拓のあおりを受けて、住処をどんどんと失っていく。細々と馬の調教で食いつなぐ日々だった。 大恐慌のために、一家離散となってしまったジョニー・ポラード。乗馬の才能を生かして、騎手になるが、合間に賭けボクシング . . . 本文を読む

バレット・モンク

2004年01月19日 | は行 外国映画
チベット仏教に伝わる秘伝の巻物。そこに書かれている言葉は、世界を支配できるほどの力を秘めていた。それを守ることができる僧は、選ばれし者で、時の流れと無関係に生きていく力を持つ。第二次大戦中、その巻物を狙うナチスの高官によって、巻物の守護者が殺される。あらたな守護者になった僧は、巻物を死守しなければならない。 60年後のN.Y.。地下鉄で、けちなスリをしていたカーは巻物を守る僧を知る。僧も、カーを . . . 本文を読む

タイムライン

2004年01月15日 | た行 外国映画
ニューメキシコで、奇妙な変死体が発見された。体の部分、部分が微妙にずれている。どうしてこんなことが起きたのか。死体の素性は地元のハイテク企業【ITC】の社員だった。一方、フランス南西部、ドルドーニュの修道院跡で、考古学者の発掘隊が中世の遺跡を調べていた。600年の封印がはじめて解かれた場所に、彼らの指導者、ジョンストン教授直筆の文書が見つかった。どうして?600年前の遺跡に現代の教授の助けを求める . . . 本文を読む

半落ち

2004年01月14日 | は行 日本映画
群馬県警の警察官、梶総一郎。妻を殺害したと自首してきた。ちょうど県警では連続少女暴行犯を追い詰めており、緊迫の時にだった。人格者として知られる梶、犯行はほぼ自供のとおりと思われていたが、妻を殺害したあとの2日間の空白がわからない。もし、スキャンダルのにおいがあったならば県警の面子は完全に丸つぶれになる。身内の不祥事、警察の揉み消しを何としてでも暴こうとする検察側、事実を突き止めようとする新聞社、自 . . . 本文を読む

ミスティック・リバー

2004年01月11日 | ま行 外国映画
古い町並みが残るボストンのイーストバッキンガム。3人の少年がホッケーで遊んでいた。そこに警官らしき男がやってきた。連れて行かれたのはデイブ。残ったジミーとショーンはただ、連れて行かれるデイブを見ているしかなかった。陵辱され、4日後、逃げ帰ってきたデイブは、元のデイブではなかった。もう少年たちは遊ぶこともなくなった。 25年後、あの時の3人が再会することになった。ジミーの最愛の娘、ケイティの死体が . . . 本文を読む

ジョゼと虎と魚たち

2004年01月07日 | さ行 日本映画
関西の大学に通う恒夫は、マージャン屋でバイトをしていた。常連客の話題は乳母車を押す老婆のこと。車の中には何があるのか?運び屋か、大金か?ある日、店長のいいつけで早朝、犬を散歩させていた時に、恒夫は偶然、暴走する乳母車を助けた。中にいたのは包丁を振り回す少女だった。足の不自由な少女は久美子と呼ばれていたが、自分のことはジョゼと名乗る。いぶかしげに思いながら、朝飯を振舞われる恒夫。恐る恐る口に運んだ食 . . . 本文を読む

ミシェル・ヴァイヨン

2004年01月06日 | ま行 外国映画
ルマンの伝統のライバル、青の10番「ヴァイヨン」社、そして赤の13番「リーダー」社。二つの車はしのぎを削って争っていた。ヴァイヨン・チームのリーダーはミシェル。精悍でクールなハンサムマンだ。彼の母親がある日夢を見る。息子の乗った青の10番が、赤の13番に猛追されて爆発、炎上。このリアルな夢が気になってしようがない。しかし、ライバルの「リーダー」社はすでに引退している。杞憂に過ぎないと慰めるのだが・ . . . 本文を読む

最後の恋、初めての恋

2004年01月04日 | さ行 外国映画
急激に近代化を遂げている中国の大都市・上海。ここは今と昔が渾然一体となっている都市となっている。そこにやってきた日本のビジネスマンが早瀬だった。恋人と親友に裏切られ、心は深く傷付いたまま、人生の時計は止まったままだった。気力も覇気もなく、だた、息をしているという感のうらぶれた男。 早瀬の泊まるホテルのフロント係りの女性ミンは、睡眠薬を飲んだ早瀬の命を救う。妹のリンは彼の中国語の先生に。偶然が織り . . . 本文を読む