一足早く試写会で見てきました。かのアラン・ドロンを有名ならしめた『太陽がいっぱい』のリメイク。そして配役がマット・ディモンにジュード・ロウ、グィネス・パルトロウと豪華絢爛。話題は満載なのですが・・・・・。
まず、ジュード・ロウは絶妙。あの冷たい整った顔が気分屋でわがままな御曹司にぴったり。アカデミー賞ノミネートもダテではない。『イグジステンス』で新境地を見たような気もしますがやっぱり彼が似合うの . . . 本文を読む
あのジョン・アービング原作、アカデミー賞受賞という鳴り物入りでの上映である。しかし、その名にたがわぬ作品であった。第二次世界大戦中のアメリカの片田舎。親に見捨てられた孤児たちが集う館。その院長は違法の堕胎手術を行っている。話だけ聞いているといかにも暗そうなのだが、そこは子供の描き方では定評のあるラッセ監督。一人一人の表情がとてつもなく明るいのである。
もらわれていく子に羨望のまなざしをむけながらも . . . 本文を読む