迷宮映画館

開店休業状態になっており、誠にすいません。

ピンポン

2002年07月18日 | は行 日本映画
片瀬高校卓球部星野、通称ペコ、卓球が大好きで大好きでたまらない。ラケットはペン。鉛筆を持つように握るのでこういうが、普通に卓球を始めるときの握り方だ。型は前陣速攻、ばしばし打つのが好きなタイプ。 同じく月本、通称スマイル、滅多に笑わないのでこうよばれている。こっちはカットマン。これはもうひたすら拾う。とにかく拾う。拾って、拾って相手がミスするまで拾う。隙を見て攻撃するが、まあ堅実なタイプかな。 . . . 本文を読む

海辺の家

2002年07月15日 | あ行 外国映画
ジョージはいまだにアナクロな設計士。模型一筋で、いまやコンピューターの使えない設計士はお払い箱の危機にさらされている。元妻はすでに別の男と結婚しており、息子たちもいる。そしてジョージとの息子は16歳。反抗期の看板を大きく掲げており、どぎつい化粧をし、耳やそこらに鋲が刺さってる。いかにもラリッてます、という感じの風貌だ。母親の言うことなどもう聞かない。週末だけの父親も、もう不要だと言っている。 ジ . . . 本文を読む

金色の嘘

2002年07月15日 | か行 外国映画
20世紀初頭、貴族社会の退廃的な最後の余韻が残る中、徐々に台頭してくる新興国アメリカ、その人間模様と、対比等々、もうぞくぞくしてくるくらいの映画がこれだ。例によって公開からずいぶん日が経ってしまい、すでにビデオも出ているようだが、この圧倒的な映像はぜひ映画館で見ることをおすすめする。 恋人同士であったイタリアの没落貴族アメリーゴと、才色兼備のアメリカ女性シャーロットはそれぞれの貧しさから別れざる . . . 本文を読む

害虫

2002年07月08日 | か行 日本映画
だいぶ前に話題になっていた作品だが、遅ればせながら当地にきたので、やっと紹介できる。塩田監督の前作「どこまでもいこう」は小品ながら、とてもよく出来ていた。小学生の目から見た世界、社会。いろんな問題はありながらも、後退しながらも何とか生きていこうぜい、みたいな。現実は厳しいけどがんばれるんじゃないかという希望が見える作品だった。 そして、今回。テーマは中学生、この摩訶不思議な生き物についてだ。「ま . . . 本文を読む

メン・イン・ブラックⅡ

2002年07月08日 | ま行 外国映画
帰ってきたMIB、お帰りK!第一作目で自主引退したKがまたまた復活。彼を復活させるための逸話がまたにくい。25年前、星の運命を左右する力を持つ「ザルダの光」が地球にやってきた。それを隠したのがK。その「ザルダの光」を追いかけて、ミミズ型エイリアン『サーリーナ』が地球にやってきた。彼女(?)は超美人セクシー下着モデルに変身して、何とか奪おうとする。そしてMIB本部を占領。なんかよくわかんないけど、こ . . . 本文を読む

まぶだち

2002年07月01日 | ま行 日本映画
ある田舎の中学生、サダトモ、テツヤ、シュウジ。学校帰りに万引きしたりタバコ吸ったり、決して模範生とはいえないが、まあどこにでもいる中学生だ。彼らは生活記録なるものを書かなければならない。自分の気持ちや、今日何をしたかなど。出さなければ厳格な小林教師の叱責が待っている。サダトモは、何を書いたらいいか煮詰まった友達たちにアイデアを提供してくれる。うそなんだけど、うそじゃない。コツはほんとをちょっと混ぜ . . . 本文を読む