世の中には、さまざまな研修会などというものがある。私も色々な研修会に参加したが、そういったものには、大概『講演会』というものが最後の方にくっついている。難しい話で、研修した後のくたびれたところに、とどめのように睡魔が襲う奴。
あんまし積極的に聞く気は起きない。あわよくばふけようかな・・。まあ、寝てるか・・くらいのもの。その講演会で話してくれないかと、頼まれた。『え!あたしが講師ですか?』
とい . . . 本文を読む
二人で飯食って、同窓会と言うかどうかは不明だが、高校の友達に久しぶりに会って、飯を食った。何年ぶりだろう・・・。
そいつとは中学校の夏期講習で知り合ったのだが、市内の中学校の生徒が一同に会する。おんなじ高校志望の子供たちを一つのクラスにまとめて勉強をさせるわけ。そしたらば、件の彼女が「幼稚園でいっしょじゃなかった?」とか言うではないか。「え、、、そういえば」と、遠い記憶を思い出す。その時も何年か . . . 本文を読む
非常に素直で真っ直ぐで、真面目ないい映画であった。
四国の山村、ダム建設の賛否で村が割れている。もしかしたら村がダムに沈んでしまうかもしれない。村の家族の写真集を撮る。村の計画に一人の男がカメラを片手に黙々と山を登り、写真を撮り続ける。
どんなに遠くでも、車なんかは使わない。歩いてそこに行く事が大事なんだ、と行動で示す。その後を付いていくのは息子。村をでて、東京で写真家の助手をしている。村のよ . . . 本文を読む
近未来の世の中、世界は汚染され、人々はシェルターのような施設の中で、暮らしている。徹底的な管理の中で、食事も仕事も娯楽も与えられたものを素直に受け取る日々だった。人々の唯一の望みは汚染のない島「アイランド」行きの抽選に当たる事。今日もみんなの羨望を浴びて、アイランド行きの喜びの映像が皆の前に映し出されていた。
なんかおかしい。どうもおかしい。チューブに栄養を送る単調な仕事。この先には一体何がある . . . 本文を読む
7月16日(土)、表記の映画上映と、その映画を撮った監督のお話が聞けた。黒木監督は穏やかで、どっしりとした、しなやかなおじいさんだった。戦後レクイエム3部作と、勝手にちまたで呼んでる「tommorow/明日」と「美しい夏 キリシマ」、そして「父と暮らせば」。戦争が舞台だが、悲惨な戦争のシーンなどはない。戦争の中でも市井の人々は生きていた。戦争が起きていると言う事が日常であり、その日常を生きていた。 . . . 本文を読む
怒涛の2週間が過ぎた。マジに疲れた。
この2週間を愚痴らせてくれ・・・。
高脂血症の治療は続いている。これに行ったのが2週間前。血管の硬さを測る検査などをした。手首、足首に、血圧を測るような巻物をぐるぐる巻いて、がぁぁぁと圧力をかけて、測る。結構、面白かったが、少々硬いと言われて、がっくり。
その後、前述のお泊まり会に行った。その前の準備から、現地に行き、帰ってきたが、睡眠時間はほとんどなく、 . . . 本文を読む
この映画のことを耳にしたのはいつだったろうか。web上で友人になったアメリカ在住の日本人に聞いたときからだった。彼女が見に行って、教えてくれた。事件は知ってた。それだけ。しかし、どうにもアフリカを描いた映画というのは、偏りがあっていけない。『ティアーズ・・・・』というようなとんでも映画を見てると、世も末・・と思ってしまった。レビューに詳しく書いたので、興味のある方は読んで欲しい。
最近、私の中で . . . 本文を読む
子供会といえば夏の行事。これが一年で一番大きい。一山超えないといけない・・。
キャンプとかで泊まるのが苦手な私は、強硬に泊まりは反対をしたのだが、いかんせん民主主義の根本原理によってキャンプに決定。4月に決まったお泊まり会(そう、キャンプと言うではなく、お泊り会だ!)の準備を着々と進めてきた。そして、Xデーがやってきた。
まず悲しいことに、チューリップのコンサートに行けない!!!3月からずっと楽 . . . 本文を読む
ごく普通の中年サラリーマン、鈴木一。名前まで思いっきり普通。家のローンはあと23年残っている。多分、通勤時間は2時間弱くらいかなあ。駅に降りると、新興住宅街までに行くバス亭には、似たような疲れたサラリーマンが並んでいる。
あまりに普通の毎日に、突如、事件が!自分の唯一の宝物、娘の遥が暴行を受けてしまう。暴力をふるったのは石原勇輔。でも、相手は有名進学校の生徒で、ボクシングのインターハイ・チャンピ . . . 本文を読む
前日の最後のデザートがなかなか豪華。たっぷり3個。半分ケーキ屋のくせに、あまりケーキは食えない。大学4年で、一生分食ったせいかもしれない。しかし、食う。おぉぉ、満腹だあぁ。
夜中に自転車で帰る。元のFからちょっと遠くなり、プラス5分くらいかな。満腹で、12時過ぎにひこひこ自転車をこぐ。以前、かなり酔っ払って自転車で帰り、スッ転んで、怪我をした私。それ以来、あまり飲み過ぎないように、自重しているつ . . . 本文を読む
御年91歳で、まだまだ意気軒昂な巨匠、ミケランジェロ・アントニオーニの呼びかけによって集まった3人の監督による、愛についての三章。それぞれのテーマによって、監督の個性が遺憾なく発揮されている・・・と思うのだが、私には、とにかく一番最初のウォン・カーウァイに尽きた。
「The Hand」と名づけられた「エロスの純愛」。ウォンお得意の60年代の香港を舞台に、高級娼婦と仕立て屋の純愛が描かれる。娼婦ホ . . . 本文を読む
新進の映画監督エンリケは、新作を撮るために、ネタを探していた。新聞の中の興味をひく記事を切り抜き、アイデアをインスパイアさせていた。そこに突如あらわれた少年時代の友人、イグナシオ。自分達の少年時代をモデルに、一本の作品を書いていた。戸惑うエンリケだったが、イグナシオは彼の初恋の男。脚本にも興味があった。イグナシオの世界に引き込まれていくエンリケ。
イグナシオの書いた脚本の劇中劇と、実際の今と、少 . . . 本文を読む
フォーラム便りでおなじみの、ジャーナリスト、佐藤友紀さんがフォーラムにいらっしゃった。7日にオープンする事になったレストラン、ラトリエ・ドゥ・シャルロット開店記念講演(?)。
いつも世界中を飛び回って、人もうらやむセレブのインタービューがずらり。しかし、そこにはちゃんと裏打ちされた蓄積と、知識と、人柄と、自信があるからこそできる所業。でも、見たとこは、普通のおばちゃんなのですが、そこがまたいいと . . . 本文を読む
さてさて、宇宙戦争。トムちゃんは新しい彼女にベタベタらしい。宣伝に来たのに、トムちゃんのそんな姿をスピさんははらはらしていたとか。何ではらはらはするのか?日本さまさま。日本のおかげで食ってけるのだから(?)、そこんとこ、ヨロシクおねげーしますだ、トムちゃん!
いろんなTVに出るスピさんやトムちゃん見ても、なんだかオーラは減ったなあ。もともとあんまり好きなお二人ではないのだが、なんかなあ、ダコタち . . . 本文を読む